国内専念の選手会長・池田は18位タイ発進 首位・崔を今田&永野が1打差で追う
2015年12月10日(木)午後2:18
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国内男子ツアーのHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPが千葉県の総武カントリークラブ 総武コースを舞台に第1ラウンドの競技を終え、ツアー2勝目を狙う崔虎星(韓)が7アンダー63で単独首位に。1打差の2位タイに永野竜太郎と今田竜二が続き、選手会長・池田勇太は2アンダー68の18位タイ発進となった。
同週開催の「WGC-HSBCチャンピオンズ」出場を辞退して今大会に臨んだ池田は、前半をノーボギーの2アンダーで折り返すと、後半インコースはイーブンパーのラウンド。3バーディ、1ボギーで首位と5打差の位置につけた。今大会不在の賞金ランキング首位・金庚泰(韓)との差を詰めるためにも、2日目のチャージに大きな期待がかかる。
トップと1打差の2位タイとなった永野は、9バーディ、3ボギーの内容。「あと3日あるので今日のようなプレーが出来れば上へ行ける」と第2ラウンド以降にも自信をのぞかせている。日米両ツアーで来季シード権を持たず、今後を模索している今田は、2アンダーで迎えた後半2番から4ホールで3バーディを奪取。さらに8番でも伸ばして、6バーディ、ノーボギーの安定したゴルフで同じく1打差から首位をうかがう。
昨季賞金王の小田孔明は、前半のうちに3連続を含む4バーディをマークするも、バックナインは1バーディ、1ボギーの足踏みに。竹谷佳孝らとともに首位と3打差の好位置につけた。そのほか、藤田寛之は3アンダー67で9位タイ。「1年のうちで、もっとも結果を出したいのがこの大会」と意気込むホストプロ・宮里聖志は2バーディ、2ボギーのイーブンパー70で、同じく大会ホストの弟・優作とともに39位タイとなっている。
また、次週に欧州ツアーの最終予選会を控える片岡大育は、1オーバー71で51位タイと後方からのスタートとなった。自身のキャリアを占う一戦に向け、今季2勝目で勢いをつけたいところだが、第2ラウンドで巻き返しとなるだろうか。そのほか、昨季覇者の近藤共弘は3オーバー73で74位タイと大きく出遅れている。
「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」は3日目、最終日をとことん1番ホール生中継!
今年で3年目を迎える大会。チャレンジトーナメントの優勝者、ジュニア・アマチュアゴルファーの主催者推薦等、若手ゴルファーへ門戸を広げている大会としても注目される。昨年大会は、3日目、近藤共弘が「64」をマークしトップに浮上。最終日も順調にスコアを伸ばし、3シーズンぶりの優勝を飾った。今年の舞台、総武カントリークラブ総武コースを攻略し、秋のビッグタイトルを獲るのは誰だ!
とことん1番ホール生中継 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP特設サイト
写真提供:Getty Images