LPGAツアーで選手の半数が遅刻?! その理由とは?
2017年3月1日(水)午後4:27
日本勢で唯一の出場となっている横峯さくらがトップと5打差の単独5位につけているLPGAツアーのメキシコで階差中のロレーナ・オチョア・インビテーショナル。その大会3日目にハプニングが発生した。
今週、会場周辺の道路はとても混雑しており、それが大会にも影響した。およそ半数の選手が、道に迷ったバスのおかげでスタート時間に遅れることに。そこでLPGAツアーは例外的な状況としてプレーヤーが時間通りにスタートすることを妨げられたと判断し、スタート時間を遅らせる措置を取った。最後の3組は予定より53分遅れてスタートしている。
バスに乗っていた一人であるアンジェラ・スタンフォードはコースに向かっている途中に「ティータイムのことだけど、確実に間に合わない」とツイート。スタンフォードのスマートフォンはコースまでは徒歩で1時間42分で行けるところを、車だと1時間15分かかると表示されていた。バスの運転手は渋滞を避けようとしたが、上手くいかなったようだ。
カルロタ・シガンダ
「とても慌ただしい1日だった。朝の9時半過ぎにバスに乗り、ティータイムの1時間ほど前、10時過ぎには着くつもりだった。運転手は別に道に迷った訳ではないと思うが、どこの道を行ってもひどい混みようで、高速から降りたくても出口が閉まっていたりするなど大混乱だった。同じ道を行ったり来たりしていて、5キロの距離に1時間かかったと思う」
カルロタ・シガンダ
選手たちはどうすることも出来ない状況のなか、どのような心境だったのだろうか。
トリップ・アイゼンハワー
「もちろん、大会の運営側と頻繁に連絡を取っていたはずなので、そこまでパニックになっていなかったと思います。運営側の方がパニックになっていたのではないでしょうか。アンジェラ・スタンフォードとスーザン・ペターセンのスコアを見ると、結果的にプレーにも影響が出たようですが、他の選手には特に影響は見られませんでした。カルロタ・シガンダはその1人ですね。それにしても、メキシコシティで運転の経験がある人なら分かると思いますが、とても運転しにくい地域です。まるで無法地帯で運転しているようですよ」
大会は、ロレックスランキングNo.2のインビー・パークが単独首位に立つ展開。日本勢で唯一出場している横峯さくらも5打差単独5位につけているが、最終日は何のアクシデントも起こらないことを願うばかりだ。
ゴルフセントラル 11月15日号より
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写真提供:Getty Images