米男子ツアーのOHLクラシック at マヤコバが現地時間16日、メキシコのエル・カマレオンGC at ザ・マヤコバ・リゾートを舞台に順延となっていた最終ラウンドの競技を終了。グラエム・マクドウェル（北アイルランド）が三つ巴のプレーオフを制し、ツアー通算3勝目を飾った。

　ラッセル・ノックス（スコットランド）と暫定首位に並んでスタートしたマクドウェルは、この日14番からの5ホールを1ボギーで回り、最終ラウンドは「66」。ホールアウト直後はノックスに1打差をつけられていたものの、最終18番パー4で同選手がボギーを叩いたことで、マクドウェルとノックス、ジェイソン・ボーン（米）の3人が通算18アンダーで並び、勝負はプレーオフにもつれ込む。

　すると、迎えた18番での1ホール目で決着。マクドウェルが5番アイアンでピタリと寄せてバーディを奪い、2013年4月のRBCヘリテイジ以来となるツアー3勝目を手にした。前週のWGC-HSBCチャンピオンズでツアー初勝利を挙げたノックスは、惜しくも連勝ならず。それでも、厳しい日程の中で2週続けて優勝争いを演じてみせた。

　今年2月に欧州ツアーで9位タイに入って以来、9か月以上トップ10入りの無かったマクドウェル。「こういう年もある。『自分は終わったのか』なんて自問自答してしまうものさ」とこれまでの苦しい戦いを振り返りながら、約2年半ぶりの3勝目に「この日を待ち望んでいた」と大きな喜びを表している。

　上位陣は、通算16アンダーの4位タイにデレク・ファザワー（米）。通算14アンダーの5位タイにスコット・ブラウン（米）、ハロルド・ヴァーナーIII（米）の2人が続いた。そのほか、キーガン・ブラッドリー（米）は通算12アンダー8位タイ。マット・クーチャー（米）は通算1アンダー68位タイで大会を終えている。

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「OHLクラシックat マヤコバ」3日目、最終日ダイジェスト！大会最終日は17日（火）深夜0時30分?ダイジェストでお届け！スマホ・PC・タブレットでも視聴可能！

メキシコで開催される唯一のPGAツアーイベント。前週のサンダーソンファームズチャンピオンシップを戦った選手たちが引き続き多く出場を予定する大会。昨年大会では、2014-15シーズンを賑わせたダニー・リーや、トニー・フィナウらが上位進出し、大会を盛り上げた。下部ツアーから上がってくる選手たちも、実力十分な若手ばかり。フェデックスカップランク上位勢が不在となる今大会ではルーキーの優勝が本命となるだろう！

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※大会最終日は悪天候により順延となりました。それに伴い、大会はマンデーフィニッシュとなりました為、放送日時が変更となりましたので、ご了承ください。
変更前： 最終日 11月16日(月)午後11:00?深夜0:00
変更後： 最終日 11月17日(火)深夜0:30?1:30

写真提供:Getty Images