T.オルセンが3日連続の60台で首位浮上!ツアー3勝目へ 最終日は今年の全英オープンの舞台セントアンドリュースオールドコース
2015年10月16日(金)午後4:00
ゴルフの聖地、スコットランドのセントアンドリュースオールドコース(=SA)、カーヌスティ(=C)、キングスバーンズ(=KB)の3コースを舞台にプロアマ形式で行われる欧州ツアー、アルフレッドダンヒルリンクスチャンピオンシップは現地時間3日に第3ラウンドの競技を終了。トービヨン・オルセン(デンマーク/SA)が7アンダー65をマークし、通算17アンダーで優勝に王手をかけた。
3位タイから出たオルセンは、1番をボギーとするも3番と7番からの2度連続バーディをマークし、前半を3アンダーで折り返す。バックナイン最初の4ホールはパープレーが続きはしたが、14番から3連続バーディを奪うと、最終18番でもスコアを伸ばし、8バーディ、1ボギーと完璧に近い内容でホールアウト。後続に3打差をつける理想的な展開で今季初優勝に大きく近づいた。
昨年を最後に優勝から遠ざかっているオルセン。今季はトップ10入りを2度記録しているが、トップ30入りも3度。さらにレース・トゥ・ドバイでは124位とここ数年のなかで最も厳しいシーズンを送っている。それは「正直言って、今季はケガもあってとてもタフなシーズンになっているし、ひどいゴルフをプレーしている」と本人も認めるところだが「とにかくハードに練習を積んで、いつか復調するだろうと願ってきた」とようやく本調子を取り戻してきたようだ。
この日のラウンドを「素晴らしい1日だった」と語ったオルセンは「素晴らしいパットを多く決めることが出来て、とても楽しかった」と振り返った。初日から60台のスコアを3日連続で並べているが「今年は4日間を通して良いラウンドを並べることが出来ていなかったけど、今週はそれができている」と手ごたえを感じているようで「明日の天気によるが、このペースを保ってバーディを狙っていきたい」とツアー3勝目を見据えた。
その他上位は、通算14アンダーの単独2位にフロリアン・フリッシュ(独/KB)。トップと4打差の単独3位にベンジャミン・ヘバート(仏/C)がつけている。ブルックス・ケプカ(米/SA)はノーボギーの8アンダー「64」をマークし、通算11アンダーでアーニー・エルス(南ア/SA)、ブランデン・グレイス(南ア/SA)、ジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ/SA)と同じ8位タイに浮上している。
最終日は予選ラウンドを突破した61選手全員がセントアンドリュース オールドCをプレーする。
「アルフレッドダンヒルリンクスチャンピオンシップ」全ラウンド生中継!最終日の模様は10月4日(日)午後8時30分?お届け!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
今年全英オープンが開催されたゴルフの聖地、セントアンドリュースGLを含むスコットランド屈指の3リンクスで行われる大会。予選ラウンドを初日から3日目までそれぞれのコースで行い、最終日はメイン会場となるセントアンドリュースGLで行なう。昨年大会は、ローリー・マキロイやルイ・ウーストヘイゼン等のメジャーチャンプを振り切り、イングランドのオリバー・ウィルソンがツアー初優勝、タイトル防衛に挑む。全英オープンの熱戦の余韻残るセントアンドリュースで、欧州ツアーの精鋭たちがしのぎを削る!