現地時間21日に開幕する米男子ツアー今季レギュラーツアー最終戦 ウィンダムチャンピオンシップ。プレーオフシリーズ進出を目指す選手、プレーオフに向けて弾みをつけたい選手と様々な思惑が交錯する4日間となるが、元世界No.1のタイガー・ウッズはプレーオフシリーズ進出を目指す選手の一人だ。

タイガー・ウッズ
「ウィッスリング ストレイツで心身ともにすり減らしたあと、まず体調を確認したかった。プレーオフに向けて戦える状態なのかを見てみたかった。このコースにはパー5が2つしかなく、（普段はあまり使わない）2番アイアンを使うことになる。豪州や日本でプレーするときは2番アイアンを使う、あとは全英オープンでもだ。アメリカで2番アイアンを使うことは滅多にないが、ここは数少ないコースの1つだ。全てにおいて安定性を高めないといけない。そして、高い安定性を何試合も続けないといけない。それだけにこの試合は大切だ。優勝してプレオーフシリーズに進み、大会に出場し続けたい。そうならなければ長い休みに入り、今年の終わりには海外遠征となる」

ザ バークレイズ出場へは優勝か単独2位が絶対条件と厳しい状況にあるが、米国Golf Channel解説者のトリップ・アイゼンハワーは優勝争いのためのカギを「フェアウェイから打つことが大事」と話した。

トリップ・アイゼンハワー
「タイガーも話しましたが、ドライバーを使う回数が少ない分、望みはあります。ドライバーで300ヤード越えを狙おうと思いっきり振ると動きがかみ合わなくなるからです。フェアウェイを捉えれば、アイアンの精度は素晴らしく、距離によってはツアーでもトップ。一方でストロークス・ゲインドで見ると、トータルでは191位とタイガーらしい数字になってはいません。ドライバーショットでは201位と最下位に近いです。しかし、明るい数字もありアプローチでは35位。それはタイガーのアイアンショットが冴えている証拠です」

瀬戸際に追い詰められたタイガーがどんなプレーを披露するのか注目だ。

8月20日放送 ゴルフセントラルより

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