日本勢38年ぶりのメジャー制覇なるか!? 全米女子OPで大健闘の大山や海外組の奮起に期待
2015年8月6日(木)午後6:26
米女子ツアーの今季メジャー第4戦、全英リコー女子オープンゴルフ選手権が現地時間30日にスコットランドのトランプターンベリーリゾートで開幕。日本勢は横峯さくら、宮里藍ら9人が出場し、38年ぶりとなるメジャー制覇を目指す。
1984年に岡本綾子が優勝を果たした今大会だが、メジャーへ昇格したのは2001年のこと。今季は横峯、藍のほか海外組からは宮里美香、野村敏京が出場し、国内ツアーからは成田美寿々、笠りつ子、渡邉彩香、吉田弓美子、大山志保の5人が参戦。1977年の樋口久子以来となる日本人メジャー覇者誕生に期待がかかる。
なかでも注目が集まるのは、先ごろの全米女子オープンで5位タイと大健闘した大山。昨季大会で予選落ちとなった悔しさを今大会で晴らせるだろうか。同様に、昨年は決勝ラウンドに進めなかった成田にも国内ツアーで今季2勝を挙げた勢いを見せてもらいたい。
昨年に続いて2度目の参戦となる渡邉彩香は、同週に自身のスポンサーである大東建託株式会社主催の新規大会「大東建託・いい部屋ネットレディス」が開催される中での出場。快く送り出してくれたスポンサーに報いるためにも「世界の舞台で頂上を目指して頑張ってきます!」との言葉通り、昨季大会の29位タイを上回る結果を残したいところだ。
また、前週のマイヤーLPGAクラシックで今季3度目の予選落ちを喫した藍や今季ここまでトップ10入り1回にとどまる横峯ら海外組の奮起にも期待したい。前々週に今季ベストの11位タイに入った野村、前月のウォルマート NWアーカンソー チャンピオンシップ presented by P&Gで単独2位につけた美香も勢いに乗れれば上位進出は十分可能なはずだ。
昨季覇者のモ・マーティン(米)は、3打差7位タイで迎えた最終日に前日トップのインビー・パーク(韓)らをかわして逆転優勝。キャリアグランドスラムに王手をかけていたパークを退け、大舞台で悲願のツアー初勝利を挙げた。そのマーティンが連覇を狙う今季は、雪辱を期すパークをはじめとした好調の韓国勢がリディア・コ(ニュージーランド)やステイシー・ルイス(米)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)といった強豪を相手にどのような戦いを見せるかという点にも注目が集まる。
「全英リコー女子オープンゴルフ選手権」は全ラウンド生中継!大会初日は7月30日(木)午後9時?放送!
女子メジャー第4戦。2001年にメジャーへ昇格した大会だ。ロイヤルバークデールGCで行われた昨年大会は、3日目まで穏やかな陽気が続いたが、最終日は強風吹き荒れるタフなコンディションとなった。多くの選手が耐え切れず優勝争いから脱落していくなか、最後まで残ったのは、米国のモー・マーティンだった。マーティンは18番パー5で、あわやアルバトロスというスーパーショットを放ちイーグルを奪取。1打差でメジャー初優勝を果たした。昨年は計11名の日本人選手が出場。2009年の全英オープン開催以降、大規模な改装が行われたターンベリーを舞台に、大輪の花を咲かせることが出来るか、注目だ!
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