池田勇太に最終18番ホールで起きたアクシデントとは?
2015年7月31日(金)午前11:05
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全英オープン初日、日本勢8名は藤田寛之の1アンダー、41位タイが最上位と苦しい出だしとなった。
前回セントアンドリュースで開催された2010年大会にも出場した池田勇太は「ここは非常に風が強い日があるので、練習でも風を想定しながら調整して臨みたい」と大会前に話していた通り、午後からは気温も下がり風が強くなるコンディションに。
現地午後2時23分スタートの池田、前半は好調のショットを武器に5番から3連続バーディを奪うなどフロント9を2アンダーで折り返す。
「前半は良かったが、後半は風が強くなって難しかった。ドライバーで打っても240ヤードくらいしか飛ばない時もあった。」と話すように後半に入るとセントアンドリュースの風に苦戦する。
海からのフォローの風がかなり強く吹いていた11番パー3では、ティーショットがグリーンをオーバーし、パーセーブできずボギー。12番ホールからはクラブハウスに向かって進むレイアウトになり、アゲインストのホールが続く中、14番パー5ではOBでこのホールをダブルボギー、17番でもボギーを叩きスコアを落とす。
そして迎えた最終ホール18番パー4では思わぬアクシデントに。
池田の放ったティーショットがコースを横切るアスファルトの道路上に・・・
【18番ホール、コースを横切る道路】
道路もコースの一部ということから救済を受けることは出来ず、道路から直接打つことを選択。推定110ヤードの2打目をPWで直接打ちグリーンオン。バーティーフィニッシュとはならなかったが、明日に繋がる見事なリカバリーショットでパーセーブ。大会初日は4バーディ、4ボギー、1ダブルボギー、通算2オーバーの109位タイで終えた。
最終18番でアスファルトから打ったPW
大会前に「最低でも予選は通過しないといけない」と話していた池田は後半、風に苦しめられながらもゴルフの調子には手応えも。ゴルフネットワークで解説を務める内藤雄士氏も「練習ラウンドで池田選手を見たが、非常に距離も出ていてアイアンショットのコンタクトも良かったし、全体的なゴルフの状態は良い。」と評価。大会前には日本人初となるスコットランド親善大使にも就任し、ゴルフの聖地で日本人選手として全英オープンを盛り上げたいと語っていた池田勇太。大会二日目は日本時間午後5時22分にティーオフ!
ゴルフネットワークでは大会二日目も7/17(金)夕方5時から11時間ぶっ通しの生中継!ぜひお楽しみに。
大会初日松山、後半の失速で64位タイ発進 日本勢トップは藤田の41位タイ
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