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メジャー最難関「全米女子オープン」を制するのは?開幕直前!GNマガジンパワーランキング

2015年9月24日(木)午後3:13

いよいよ7/9(木)に開幕する今季女子メジャー第3戦「全米女子オープンゴルフ選手権」。リディア・コを筆頭に10代の若手プレーヤーの台頭が著しい今季のUSLPGAツアー。まさに下克上の戦い、メジャーの舞台でも世代交代が吹き荒れるのか?朴仁妃、ステーシー・ルイスら実力者たちが迎え撃つ。日本勢では7月4日時点のワールドランキング50位以内の資格で総勢13名が出場。メジャー最難関の全米女子オープンでどんなプレーを見せてくれるのか注目が集まります。

現地メディアデーで開催コースを取材し、ゴルフネットワークで今大会の解説を務めるゴルフアナリストのアンディ和田氏が開幕を前にコースとの相性や最近の調子からズバリ優勝予想!

あなたの優勝予想は?みんなのパワーランキングも投票受付中です。アンディ和田氏ならではの詳しい選手情報、解説コメントを参考にぜひ投票下さい!

大会初日はゴルフネットワークで7/9(木)深夜3時から5時間に渡り生中継

GNマガジンパワーランキング

1位 朴仁妃(韓国)
世界ランキング 1位

先月のメジャー第2戦全米女子プロ「KPMG女子PGA選手権」で大会3連覇を飾り20週間ぶりに世界ランク1位に返り咲いた。全米女子オープンは2008年と2013年に獲っていてメジャー通算6勝。今シーズンはパーオン率が76%とアイアンが好調、なんといっても高速ベントグリーンで魅せる絶妙な距離コントロール、タッチはツアーNo.1。グリーンが速くなればなるほど朴仁妃の本領発揮するセッティングになるだろう。

2位 リディア・コ(ニュージーランド)
世界ランキング 2位

全米女子オープンは4度目の出場、2012年は39位でローアマ。プロ初挑戦となった昨年は最終日に「69」とスコアーを伸ばしたものの15位フィニッシュ。アマチュア時代の優勝を含めるとプロ競技で既に11勝という脅威の18歳はメジャー競技通算14試合に出場しているがいまだ未勝利。最高順位は昨年の「ザ・エビアン チャンピオンシップ」の2位。 先月の「KPMG女子PGA選手権」では予選落ちを喫してしまったが、ビッグタイトルに対し気負わずに普段のゴルフに徹することが出来れば週末は面白い争いになるだろう。

3位 ステーシー・ルイス(アメリカ)
世界ランキング 3位

アーカンソー大学時代の2007年から毎年全米女子OPに出場しているステーシー・ルイス。昨年は最終日に「66」の猛追を見せるもののミッシェル・ウィーに2打足りず念願のナショナルオープンには届かなかった。ツアーメンバーになる前、2008年大会(インターラーケン)では3位フィニッシュも経験。今シーズンは数々の惜敗が続き未勝利。4月のメジャー初戦「ANAインスピレーション」でのプレーオフ敗退など2位が3回、3位が2回。ルイスにとっては4日間の安定度とサンデーバックナインのパッティングが鍵になるだろう。

4位 ブルック・ヘンダーソン(カナダ)
世界ランキング 45位

17歳のヘンダーソンは昨年の全米女子オープンで10位、ローアマを獲得。 9月軽井沢で行われた世界アマで個人優勝を成し遂げ、その後12月にプロ転向。まだLPGAツアーメンバーではないが、5月「スインギングスカーツLPGA」では3位、6月メジャー戦「KPMG女子PGA選手権」では5位。LPGAツアーでは出場7試合で31万7470ドルを稼ぐなど早くもトッププレーヤーの仲間入り。スイングはセルヒオ・ガルシオを思わせるような手首の柔らかさで「タメ」を作りボールをしっかりと潰していく。先月は米国下部ツアーで優勝しシメトラツアーメンバーとなったが、この大舞台で一気に大ブレークする可能性大。

5位 成田美寿々(日本)
世界ランキング 55位

昨年国内ツアー3勝、今年は「スタジオアリス女子オープン」で最終日6連続バーディーを含む「64」でツアー6勝目を挙げた成田美寿々。 ティーショットの飛距離、フェアウエーキープ率、パーオン率のを分析していくと成田が出場13人の日本人選手の中では最もランカスターCCを攻略してアンダーパーを複数日奪取出来ると感じる。 前週から会場入りし、現地へ帯同している井上透コーチも「しっかり距離が出て曲がらないドライバーショットはアドバンテージになる。 アイアンも切れ味は良く、多くのチャンスが訪れるだろう」とコメント。初挑戦となった昨年の全米女子オープンは最終日にスコアーを崩し55位と低迷したが、今年は持ち前のサンデーチャージでリベンジに期待。

6位 ジェシカ・コルダ(アメリカ)
世界ランキング 29位

LPGAツアーの中で屈指の高弾道アイアンショットで攻めることができる選手といえばジェシカ・コルダ。グリーンに向かって打ち上げていくホールが14回というランカスターCCではアドバンテージを発揮するだろう。身長180cmと長身のコルダは15歳の時に全米女子オープンに初出場して19位と大健闘。今年で全米女子オープンで8年連続出場を果たす。スイング指導を仰ぐデビットレッドベター氏に加えてマリア・シャラポアをアシストする中村豊トレーナーからフィジカル面の指導を受けボディバランスや重心を強化。ツアー3勝のコルダだが、未だメジャー優勝はない。ここでビッグタイトルが欲しいところ。

6位 スーザン・ペターセン(ノルウェー)
世界ランキング 5位

北欧ノルウェー出身のペターセンはメジャー2勝を含むツアー15勝。全米2007年6月から8年間ずっと世界ランク10位以内をキープしていているがまだ世界No.1の座についたことはない。ここ近年は背中や左肩の故障の影響でここ数年試合数は減っていた。今シーズンはブッチ・ハーモン氏の指導で向上、カナダでは22アンダーで優勝、メジャー大会でも8位と7位とまずまずのゴルフを展開。全米女子オープンは2003年から14回挑戦、2010年(オークモント大会)の2位がベストフィニッシュ。パーオン率の高い選手なのでコース設定が難しくなればなるほど力を発揮するチャンスだ。

(解説:アンディ和田)

【関連リンク】日本人には有利?不利?打ち上げが14ホールもある今年の全米女子オープン開催コースとは?

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7/9(木)開幕!全米女子オープンゴルフ選手権全ラウンド生中継

海外女子メジャー第3戦「全米女子オープンゴルフ選手権」今年の開催地ランカスターCCは、1900年に設立されたペンシルバニア州随一のプライベートクラブ。日本勢悲願のタイトルへ向け、今年もなでしこ達が世界に挑戦する。

詳しい放送時間はこちら

※注意※
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