全米シニアを制したマガート、ランガー&モンゴメリーと“ビッグ3”を形成?
2015年7月18日(土)午後1:57
現地時間28日に幕を閉じた米チャンピオンズツアーの今季メジャー第4戦、全米シニアオープンゴルフ選手権を制したのは、先月のリージョンズ トラディションでメジャー初勝利を挙げたばかりの51歳ジェフ・マガートだった。
わずか1か月半の間に2つのメジャータイトルを手中に収めたマガート。2014年シーズンにはコリン・モンゴメリー(今大会単独2位)、ベルンハルト・ランガー(今大会3位タイ)がそれぞれメジャー大会を2度制しているが、この2人にマガートを加えてチャンピオンズツアーの“新ビッグ3"が誕生したと言えるだろうか? 米国Golf Channelの解説者、マーク・ロルフィングが見解を語っている。
「最近のチャンピオンズツアーは選手層が厚く、モンゴメリーやリー・ジャンセン、ビリー・アンドレードなどが続々とツアーに参戦してきていますから、そう簡単にはいかないと思います。マガートはPGAツアー時代から過小評価され続けた選手だと思います。優勝こそ3回しかありませんが、2位に入ったことが16回もあるんです。ですから、チャンピオンズツアーで大ブレイクする可能性は十分にありますね」
PGAツアー時代のマガートは全米オープンゴルフ選手権でトップ10入り7回を記録するなど実力は申し分ないが、通算優勝回数はわずか3回と勝てるチャンスを幾度となく逃してきた。ロルフィングはそんな同選手について、強豪集う今のチャンピオンズツアーで勝ち続けるのは難しいとしながらも、シニアツアーで覚醒する見込みはあると発言している。
チャンピオンズツアーではまだまだ“若手"のマガート。これからの活躍が楽しみだ。
6月29日放送 ゴルフセントラルより
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