米男子ツアーのザ・メモリアルトーナメント presented by ネーションワイドが現地時間4日、オハイオ州ミュアフィールドヴィレッジGCで第3ラウンドの競技を終了。岩田寛は2アンダー70でラウンドし、通算4アンダー58位タイに浮上した。

　第2ラウンドで「67」をマークし予選を突破した岩田は、出だしの1番で約2メートルを外してボギー発進となるが、6番からの4ホールでショットがピンそばにピタリとついて3バーディを奪い、2アンダーでハーフターン。後半に入っても12番から3連続バーディと猛チャージをかけ、一時5アンダーまでスコアを伸ばしたが、16番パー3でティーショットを池に入れてダブルボギー。さらに、続く17番でもスコアを落とし、6バーディ、2ボギー、1ダブルボギーでムービングサタデーを終えた。

「アイアンは良かったが、ドライバーとパターが良くなかった」とプレーを振り返った岩田。アイアンが改善された理由を尋ねられると「たまたまじゃないですか」と話したが、池ポチャとなった16番のティーショットも「すごい良いショットだったが、池に入ってしまった」と手ごたえは悪くなかったようだ。最終日のポイントは、この日「ラインもわからず、気持ち悪いままやっていた」と話したパターとドライバーと話し、上位進出に意気込みを見せた。

　リーダーボードのトップは通算15アンダーでマット・クーチャー（米）、ウィリアム・マクガート（米）、ゲーリー・ウッドランド（米）が並んだ。4番までに2ボギーと苦戦するも、5番からの3連続バーディなどで前半をイーブンパーで折り返すと、後半は11番からの5ホールで4バーディ。最終18番でボギーを叩き、単独首位は逃したものの、7バーディ、5ボギーの2アンダー70で2014年以来となるツアー8勝目に大きく近づいた。

　1打差の4位タイには、ダスティン・ジョンソン（米）、アダム・ハドウィン（カナダ）、ジョン・カラン（米）、エミリアーノ・グリーヨ（アルゼンチン）。世界ランキングNo.1のジェイソン・デイ（豪）は4アンダー68をマークし、通算11アンダー11位タイで最終日へ。同No.3のローリー・マキロイ（北アイルランド）は通算9アンダー21位タイに後退している。

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ザ・メモリアルトーナメント presented by ネーションワイド放送予定

3日目　6月5日（日）　午後11：00?深夜0：00（ダイジェスト）
最終日　6月6日（月）　午後11：00?深夜0：00（ダイジェスト）

【放送予定】ザ・メモリアルトーナメント presented by ネーションワイド

写真提供:Getty Images