海外男子

市原、粘りの予選突破に「泣いちゃうぐらい嬉しい」　日本勢が振り返る全英2日目

2013年4月20日（土）午後0:48

全英オープンゴルフ選手権2日目は、強風と雨で初日から様変わりしたロイヤルトゥルーンGCに多くの選手が苦戦。特に午後組は全英らしい難コンディションに苦しみ、リーダーボード上段は首位キープのフィル・ミケルソンら午前組が占めた。

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そんな中、8人が出場の日本勢は池田勇太、市原弘大の2人が予選を通過。午後のプレーを粘って乗り越えた市原は36ホール目のパーパットを沈め、カットライン上での予選突破に涙を見せた。一方で松山英樹や谷原秀人らは決勝ラウンド前に姿を消す悔しい幕切れに。荒天の2日目を終えた日本勢に競技後、現地レポートの片平光紀、レックス倉本が話を聞いた。

市原
「午前中すごく風が強くて、今までで1、2度しか経験したことのないような風で。その中でコースも難しくて全然パーが獲れなくて苦しかったんですけど、それでも諦めずにやって予選を通れたのですごく嬉しいです」

??出だし苦戦してましたが、6番はナイスチップインでした。
「あれは大きかったですね。全然パーオンしなくて、一生懸命やってても、心の中でここもボギーになっちゃうんじゃないかという思いもある中で、あのチップインは頑張れる材料になりました」

??最後の最後まで悪天候下で集中力を切りませんでしたね。
「本当にうちのキャディはじめ、トレーナー、コーチが色々やってくれて、父も応援に来てくれたりして、ずっと応援の声かけ続けてくれたなかで、投げてプレーはできないですから。ずっと頑張れました。（明日の意気込みは？）泣いちゃうぐらい嬉しいんですけど、明日は明日で残り2日、一番下から少しでも順位上げられるよう頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします」

池田
「本当に苦しい中、耐えたと言えば耐えたんですが、バーディが獲れなかったのですごくつらかったし、残念でした」

??（ティーショットを大きく右に曲げた）15番のナイスパーで今日はサバイブできるという確証がつかめましたか？
「そんなことないです。最後まで気が抜けないなと思っていましたし、今日は午前中どちらかと言うと雨がしっかり降っている中での弱い風という感じだったんですね。ちょうどハーフターンぐらいから雨が止んで風が強くなってきたので、その辺で球筋をちょっと低めにとか狙っていたら段々おかしくなってきて。ただなんとかイーブンパーには抑えられたので、もう一度しっかり調整して明日に向けて頑張りたいと思います」