海外女子

連日の日没順延　予選R突破の横峯＆野村はともに暫定15位タイから上位うかがう

2013年3月15日（金）午後2:35

　米女子ツアーのヨコハマタイヤLPGAクラシックが現地時間29日、アラバマ州のRTJゴルフトレイル・セネターコースを舞台にサスペンデッドとなっていた第2ラウンド残りと第3ラウンドの競技を行ったが、日没サスペンデッドにより第3ラウンド未消化分の順延が決定。翌30日の午前7時30分から競技が再開されることとなった。

　この日は午前7時30分から第2ラウンド残りをスタートしたものの、午前11時57分より天候不順により競技が中断。その後プレーは再開されたが、午後6時57分時点でこの日の競技は終了となった。翌日は決勝ラウンドに進んだ75名全員が第3ラウンド途中からプレーを始めることとなっている。

　日本勢トップの通算6アンダー暫定6位タイでこの日を迎えた横峯さくらは、第2ラウンド残り1ホールの18番でボギーを叩き、4アンダー68とした同ラウンド終了時点で11位タイに後退。7ホールをプレーした第3ラウンドは、4番でバーディを先行させたが、6番のボギーで1バーディ、1ボギーの足踏みとなり、通算5アンダー暫定15位タイに順位を落としている。

　暫定22位タイからスタートした野村敏京は、第2ラウンド残り2ホールをともにパーで終えると、10ホールを消化した第3ラウンドで3バーディ、1ボギーと2つスコアを伸ばし、横峯と並ぶ暫定15位タイに浮上した。

　一方、宮里藍は第2ラウンド残り1ホールのボギーで通算3オーバー76位タイに後退し、カットラインに1打及ばず無念の5戦連続予選落ちを喫した。また、前日に同ラウンド18ホールを消化していた藤本麻子も通算3オーバーで決勝ラウンド進出ならず。そのほか、有村智恵は通算5オーバー93位タイ、上原彩子は通算8オーバー119位タイで大会を終えている。

　前日暫定2位のオースティン・アーンスト（米）が4ホールを消化して1つスコアを伸ばし、通算10アンダーで暫定単独首位に立った。一方、同組で回った前日暫定首位のヤニ・ツェン（台）は通算9アンダーで暫定単独2位となっている。

　以下、通算8アンダーの暫定3位タイにはレクシー・トンプソン(米）、キム・セイヨン（韓）ら5人。ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.3のステイシー・ルイス（米）は横峯らと暫定15位タイで並んでいる。