出場メンバーの出揃ったソルハイムカップ 米国選抜のカギはM.ウィーのコンディション
2015年8月26日(水)午後1:44
2011年のソルハイムカップ。同点で迎えた最終日のシングルス戦で欧州選抜が最後の4試合で3.5ポイントを挙げ8年ぶりの優勝を決めると、2013年には欧州選抜が18対10の圧勝で敵地アメリカで初の優勝を遂げた。
そして、いよいよ来月に控えた第14回のソルハイムカップ。ドイツの地で3連覇を狙う欧州選抜は世界ランキング7位のスーザン・ピーターセンをはじめ、キャプテン指名の4選手も出揃った。
欧州選抜キャプテン カリン・コーク
「今年の開催国であるドイツの人々は最高のソルハイムカップにしようと努力を尽くしてくれている。一人でも多くのファンがプレーを見ることができるようにいくつものスタンドを設置してくれている。ドイツはどんな試合でも多くのギャラリーが集まるところなので、ソルハイムカップでも熱気に溢れた大勢の観客が視線を送ってくれるだろう。大会全体がスムーズにいくと思う」
欧州選抜はホームでの戦いで強さを見せている。過去に欧州で行われたソルハイムカップでは4勝2敗としており、最近の欧州での戦いでは15対13で勝利している。
一方、米国選抜は2013年のメンバーと大きく変わっていない。初出場はアリソン・リーのみ。ポイントランキングではステイシー・ルイスがトップだったが、最も経験のあるのはクリスティー・カーで、ブリタニー・ラングとポーラー・クリーマーはキャプテンのジュリー・インクスターによって指名された。そのなかでも、今一番注目されているのミッシェル・ウィーの状態についてだ。
米国選抜キャプテン ジュリー・インクスター
「ジ・エビアン チャンピオンシップでプレーしてみて、彼女のコンディションを見る。補欠の選手もソルハイムカップに連れて行くのだが、最初のマッチの組み合わせを発表する前であればウィーと入れ替えることも可能だ。発表後は何も変えられない」
数字だけで判断すると、米国選抜には世界ランキングトップ25の選手が6人いるのに対し、欧州選抜には3人しかいない。世界ランキングのポイントの平均も50.4と26.4と米国選抜の方が高いが、今年優勝した選手は欧州選別には9人いるのに対して、米国選抜にはたったの4人というデータもある。3大会ぶりのトロフィ奪還を目指す米国選抜にとってはウィーの状態が鍵を握ることになりそうだが、万全の状態で挑むことはできるだろうか?
8月26日放送 ゴルフセントラルより
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