国内男子

聖地セントアンドリュースへ挑む！全英行きの切符を掴んだ日本勢3選手の意気込み

2015年5月31日（日）午後4:25

有資格者を除く上位4名に全英オープンの出場権が与えられる「?全英への道?ミズノオープン」。

全4日間、72ホールの戦いを終え、手嶋多一、スコット・ストレンジ（オーストラリア）、富村真治、高山忠洋が出場権を手にした。

（写真提供：JGTO）

聖地セントアンドリュース行きを決めた日本勢3人の喜びの声。

手嶋多一
13年ぶり3度目の全英オープン

【過去の全英オープン成績】
2002年　CUT
2001年　CUT

3度目の正直、今回こそは予選突破を、全英対策は「低いボール」

手嶋「50歳になる前にもう一回全英に出たいと思っていたので、今回それを叶えることができて良かったです。全英は13年ぶりになりますが、過去2回はいずれも予選落ちなので、今回はそうならないように頑張りたい。セントアンドリュースは近くまで行ったことはあるけど、ラウンドは初めてです。ゴルフの原点と言われる雰囲気を味わいたいし、自分のゴルフと飛距離でどこまで戦えるのか楽しみです。欧州ツアー挑戦時もイギリス本土では、雨や風邪に苦労した苦い思い出が多いです。低く球を打つ練習と、低い球を打つクラブセッティングを考えたいと思います。」

富村真治
全英オープン初出場

シード権が取れずスイング改造したら飛距離が伸びた、全英に行くことがミズノへの恩返し

富村「スタートする前に上位4位に入ろうと思ってました。スタートしてからもリーダーボードを見ながら、一人抜き、一人抜きと考えてプレーしていました。ホストプロとして全英オープンに出場することがミズノへの一番の恩返しになると思います。昨年シード権が取れず、今年はアドレスからグリップなど全てのスイングを変えたら飛距離が伸びました。海外の試合に出る事が夢でだったので、セントアンドリュースは想像もつかない舞台ですが、行くからには4日間戦って、何か技を盗めればと思っています。松山は大学の一つ後輩なので一緒に練習ラウンド出来ればと思う。彼の方が沢山稼いでいるからご飯でもご馳走になるかな（笑）」

高山忠洋
3年ぶり4度目の全英オープン

【過去の全英オープン成績】
2011年　CUT
2012年　CUT
2005年　23位

10年ぶりの全英オープン、“大人になったゴルフが通用するか楽しみ"

高山「正直今回勝って、全英に行きたかったけど10年ぶりのセントアンドリュースでの全英出場に満足してます。10年前に出場した2005年はプロ初優勝した年で、当時はイケイケでバーディーあり、ボギー、ダボありのゴルフでした。10年たって、大人になったゴルフが通用するか楽しみですね。全英は一日で四季があるので、ラッキーとアンラッキーがあります。それでも、どんな状況でも結果を出すのが強いプロゴルファー。プロになる時に、いつか全英で活躍することを目指していたので、4日間プレーして活躍したいです。10年たって自分も成長してるけど、コースも成長してるだろうし、お互いの成長を楽しむ全英でありたいです。」

7/16に開幕する「全英オープン」はゴルフネットワークで長時間生中継でお送りします。ぜひお楽しみに。