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緊急放送！タイガー・ウッズ来日特別番組「ゴルフは努力を続けた分だけ結果が出る」

2015年4月26日（日）午後3:53

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タイガー・ウッズ

2ヶ月ぶりの復帰戦となった「マスターズ」を通算5アンダーの17位タイで終えたタイガー・ウッズ。

今季は2月の「ウェイストマネジメントフェニックスオープン」で予選落ち、翌週の「ファーマーズインシュランスオープン」では初日に途中棄権するなど不調に喘いでいた。

アプローチイップスかと揶揄され、引退説も囁かれた中、マスターズでの戦いを終えたタイガーは「メジャーという舞台でわずかでも優勝争いするチャンスがあったことは良かった。」と満足感を示した。

ローリー・マキロイやジョーダン・スピースら若手の台頭により、“新時代の到来"とも言われているが、今年のマスターズを振り返ってもタイガーの存在感は大きいものと感じる。

そのタイガー・ウッズが4年ぶりに日本へ来日。ナイキゴルフが主催するイベントに参加した。

来日中のタイガーの超多忙な合間を縫って、単独インタビューを敢行。

タイガーが日本のファンに向けて語った言葉とは・・・

日本で開催されるオリンピックを楽しみにしている

Q：日本に対する印象は？

タイガー・ウッズ「日本に来れるのをいつも本当に楽しみにしている。世界中いろいろな所に行って来たけど、日本のファンが一番リスペクトしてくれる。そして、ゴルフへの理解も素晴らしく、日本はゴルフへの関心が高いと感じる。

2020年に日本で行われるオリンピックを楽しみにしている。開催コースはまだ正式に決まっていないかもしれないけど、ゴルフがオリンピック競技に入ったことは非常に大きな意味を持っている。」

420ccの小さいヘッドのドライバーが好き

【タイガー・ウッズ使用ドライバー】

Q：現在使用しているドライバーについて

タイガー・ウッズ「新しいドライバーは、ヘッドの大きさが420ccしかない。自分は大きなベッドが好きではないんだ。大きいドライバーだと、ダウンスイングの時にヘッドに風を感じてしまうので、それが好きではないんだ。

460ccのドライバーを使った時は、ボールスピードとスイングスピードの両方が遅くなってしまったんだ。

（写真提供:Getty Images）

「自分の時代はパーシモン全盛期だった。ラスベガスでデービス・ラブに競り勝ち初めてツアー優勝をした時もパーシモンだった。今のゴルファーは、大きなヘッドから使い始めているから解らないと思うけど、“パーシモン"と今のドライバーでは全く別々の哲学があるんだ。自分の時代はあまり強振せずにしっかりとクラブフェースにあてることが重要だった。」

だから自分は基本的にスクエアでボールを叩くタイプで小さいヘッドを好むけど、多くのアマチュアにとっては大きなヘッドの方が良いことはすごく理解できる。」

【タイガー・ウッズ最新クラブセッティング】

松山英樹と石川遼はまだ若い、しっかりと見守ってあげて欲しい

（写真提供:Getty Images）

Q：PGAツアーに挑戦している日本の松山英樹と石川遼について

タイガー・ウッズ「松山は非常にいいプレーをしているね。松山は非常に体が強いくて、どんなコンディションにも耐えられる力がある。石川もPGAツアーに出場し始めた頃は非常に良いプレーをしていて、今はそこに戻ってこようと努力している。

ただ、理解しないといけないのは彼らはまだまだ若いということ。まだまだ経験を積むことも大事。だから、プレッシャーをかけるのではなく、彼らをしっかりと見守ってあげて欲しい。」

ゴルフは努力を続けた分だけ結果が出る

（写真提供:Getty Images）

Q：今回の来日イベントについて

タイガー・ウッズ「今回は、ゴルフのプロモーションで来たよ。ナイキとして、次の世代の子供たちにゴルフを教えられればと思っているんだ。いろんなスポーツがあるけど、ゴルフというスポーツは一生涯出来るスポーツ。自分のホームコースには91歳の方がいて、週４回も18ホールをプレーしているんだ。それがゴルフの素晴らしさだと思う。

ゴルフというスポーツは、人生を学ぶ上でも非常に良いと思う。興奮、不安、フラストレーション、それらとゴルフは向き合う事が求められる。」