「WGC キャデラックマッチプレー選手権」3日目、思わぬところで事件が発生した。

この日、世界No.1のローリー・マキロイの逆転勝利以上に注目を集めたのが、消化試合の一つだったミゲル・アンヘル・ヒメネス（スペイン）とキーガン・ブラッドリーの戦いだった。

本日（5/2）放送のゴルセントラルでもトップニュースとして、その一部始終が紹介された。

放送を見逃した方はこちら！GN+TVでは「ゴルフセントラル5月2日号」見逃し配信中！

米国Golf Channelの解説陣も「プレー中にあそこまで熱くなるのは珍しい」と話すように、その現場は異様な空気だった。

マッチプレーで起きた事件とは？

ヒメネスが1UPのリードで迎えた18番ホール。ブラッドリーはティーショットを左に曲げ、動かせない障害物からの救済を受けるために、競技委員を呼んでドロップした。その処置に対して、ヒメネスが意見したのに対してブラッドリーのキャディが「自分たちで処理をする」と言ったところ、ヒメネスはキャディに「黙れ！（Shut up）」と言ったことで、ブラッドリーとキャディが怒って口論に。一触即発の事態となった。

試合後の双方の言い分はこうだ。

ブラッドリー
「救済を受けるためにルール委員を呼んでドロップした。すると、ヒメネスがその処置に対して意見してきた。ヒメネスは選手として素晴らしいし、尊敬しているがはっきりと言わないといけない時はある。（Shut up）と、あんな言い方したのはショック。ルール委員がすぐそばにいるのに、そこに誰かが割り込んでくることは通常ない。しかもルール委員を飛び越えて、批判するのはおかしい。」

ヒメネス
「正しい処置の仕方を伝えようとしただけなのに、全く聞いてもらえなかった。ドロップした後に2クラブ以上動いていなかったから、それを伝えようとしたのに誰も聞いてくれなかった。二人が勘違いしただけ。でも終わったことなのでこれ以上話をすることはない。」

GN+TV「ゴルフセントラル5月2日号」見逃し配信中！ヒメネスvsブラッドリー事件の一部始終はこちら。

米国Golf Channelの取材によると、試合後、ヒメネスは18番のグリーン上で話をしようとしたが、二人はロッカールームで話すことに。ロッカールームでは二人ともかなり熱くなっている様子で、ブラッドリーはヒメネスに顔を近づけ怒りを露にしていた。それでも説明しようとしているヒメネスにブラッドリーのキャディも怒りを表していた模様。最後は握手もなく、謝罪もなく、その場から立ち去っただけにこれで終わるとは思えない。

過去にタイガー・ウッズとセルヒオ・ガルシアのトラブルもあったが、ここまでヒートアップしたのは見たことがない。

「競技委員がいたのに口を挟んできた。Shut upなんて言葉は使うべきではない」という言い分のブラッドリーと、「正しい処置について伝えたかっただけ」というヒメネス。

今後このことが遺恨となるのか、また、どちらが悪かったという論争が起きるのか。今後の動向に注目したい。

消化試合とはいえ、二人にとってはワールドランキングのポイントがかかった試合でもあった。

ベスト16が揃った「キャデラックマッチプレー選手権」。大会4日目からはノックアウト方式のトーナメント決戦となる。一発勝負のマッチプレー。ヒメネスvsブラッドリーを上回る、熱い戦いを期待したい。

ゴルフネットワークでは「WGCキャデラックマッチプレー選手権」を全ラウンド、当日夜11時?「PGAツアーダイジェスト」でお送りします。ぜひお楽しみに！

ニュース番組「ゴルフセントラル」毎日放送！GN+TVでは放送後に見逃し配信中

ゴルフ界の出来事をどこよりも早くそして詳しく伝える唯一の日刊ゴルフニュース番組「ゴルフセントラル」。主要ゴルフ試合のリーダーボードやハイライトだけでなく、解説者のコメントも交えゴルフをあらゆる角度から分析。また、人気選手の素顔にも迫る特集なども放送。

放送を見逃した方におすすめ！GN+TVなら好きな時に「ゴルフセントラル」が視聴できる！GN+TVから「ゴルフセントラル」で検索

GN+TVならゴルフ番組が見放題！

「WGCキャデラックマッチプレー選手権」をはじめ、海外・国内のトーナメント中継、レッスン番組がスマホ・タブレット・PCで見ることが出来ます。

アプリのアップグレードがまだお済みでない方はぜひアップグレードの上、GOLF NETWORK PLUS 【TV】をお楽しみ下さい。

これまでアプリを使ったことが無かった方はこの機会にぜひダウンロードしてお試し下さい！

アプリダウンロード、会員登録はこちら