タイガー・ウッズ（米）がかろうじて世界ランキングNo.1の座を死守、270週連続（通算612週）の王座に居座っている。

　先週開催のWGC-ブリヂストン招待は、過去7勝の得意大会にもかかわらず“ブービー”となる78位タイで終戦。タイガーにとっては最低の結果となったが、ライバルのフィル・ミケルソン（米）が最終日に崩れて46位タイとなり、リー・ウェストウッド（英）もケガで棄権したことで、米国時間9日発表の最新ランキングでも、トップを譲ることだけは免れた。

　今季最後のメジャー、全米プロゴルフ選手権（現地時間12?15日、ウィスコンシン州ウィストリング・ストレイツ）を前に不安材料だらけのタイガーだが、史上最長のNo.1の座をいつまで守っていられるのか今週が山場となりそうだ。

　尚、同ランキング2位ミケルソン、3位ウェストウッドを始めとするトップ10に変動はない。また、ブリヂストン招待優勝のハンター・マハン（米）は19ランクアップし、自己最高の12位となった。日本勢は、石川遼が1つ順位を落とし54位、池田勇太は前週までと同じ55位。