TOP5に20代の選手が3人ランクインしている最新の世界ランキングだが、米国Golf Channelの解説者トリップ・アイゼンハワーは、“自身の世界ランキング TOP5”を分析・選出した。

第5位 ジミー・ウォーカー（米）
36歳 マスターズ38位タイ

今シーズン、ソニーオープンイン ハワイとバレロテキサスオープンで優勝を飾っています。マスターズでは結果を残せなかったものの、オールラウンドの素晴らしいプレーヤーなのは間違いありません。2015年はジョーダン・スピースの次に大きく世界ランキングを上げています。

第4位 ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）
39歳 マスターズ19位タイ

プレースタイルが気にいっています。先週かかったインフルエンザの影響で体調を崩し、マスターズでは良いプレーができませんでしたが、どうにか予選を突破しました。週末は体調も戻ってきて、追い上げを見せていました。出だしでつまずいて注目されませんでしたが、終わってみれば結果を残していました。

第3位 ダスティン・ジョンソン（米）
30歳 マスターズ6位タイ

メジャーチャンピオンになれる力を持った選手。飛距離でコースをねじ伏せることもできます。オーガスタでも素晴らしいティーショットを連発していました。2打目をショートアイアンで打てることがスピースと戦う上で、有利になるでしょう。アイアンショットは悪くありませんが、弱点はグリーンまわりのアプローチです。マスターズで勝つにはもっとショートゲームの腕を磨く必要があります。そうすれば優勝も夢ではありません。

第2位 ローリー・マキロイ（北アイルランド）
25歳 マスターズ単独4位

最初の2日が良くなかったですが、そこからの巻き返しは凄かったです。週末のプレー内容は出場選手中、もっとも良かったです。爆発的なスコアを出すことができますが、調子に波があるのが不安材料です。良い時と悪い時の差を小さくできれば、今季メジャーをまた勝つことができると思います。

第1位 ジョーダン・スピース（米）
21歳 マスターズ優勝

もうお分かりの通り、もちろんスピースです。マキロイとのライバル関係はこれからしばらく続くと思います。ともに絶好調ならどちらが勝ってもおかしくありません。特に安定感と小技があり、その上パッティングが素晴らしい。パッティングは今大会で一番でした。オーガスタでは大事な場面でキーパットを幾度となく決めていました。

トリップの分析はいかがだろうか？　マスターズで優勝したジョーダン・スピースは、これがメジャー初優勝。「年間グランドスラム」を目標に掲げた21歳の若き米国の旗手は、残り3つのメジャー大会でどんな結果を残すのだろうか？

4月14日放送 ゴルフセントラルより

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