T.オルセン、後続に7打差と独走 ツアー4勝目へ王手
2016年11月6日(日)午前11:07
欧州ツアーのファイナル・シリーズ初戦、ターキッシュ・エアラインズ・オープンが現地時間5日にトルコのレグナム・カーヤ・ゴルフ&スパリゾートで第3ラウンドの競技を終了。前日コース新記録の「62」を叩き出したトービヨン・オルセン(デンマーク)が通算18アンダーで後続を大きく引き離し、ツアー4勝目に向け独走態勢に入った。
昨年4月以来の勝利を目指す26歳は、2アンダーでの折り返し直後にボギーを叩くも、14番から3連続バーディを奪取。16番では約10メートルのパットを沈め、5バーディ、2ボギーの3アンダー68でラウンドした。競技終了後には「明日もアグレッシブなゴルフをする必要がある。ファイナルシリーズは重要なイベントだから、勝てたら最高だ」と最終日への意気込みを語っている。
リーダーボード最上段から7打差の2位タイには、前日4位タイのリ・ハオトン(中)、マッテオ・マナセロ(伊)、デビッド・ホージー(英)、そして3日目に「66」の好スコアをマークしたデビッド・リプスキー(米)とベルント・ウィースバーガー(オーストリア)が並んだ。
そのほか、前日2位タイのトンチャイ・ジェイディ(タイ)は1アンダー70の通算10アンダーで7位タイ、同じく2位タイから出たエイドリアン・オタエギ(スペイン)はイーブンパーで通算9アンダーの9位タイにそれぞれ順位を落とした。今大会出場者の中でレース・トゥ・ドバイ最高位(2位)につけているダニー・ウィレット(英)は通算2アンダー48位タイと依然として下位に沈んでいる。