パートタイマーのA.ハンセンが「62」で首位タイ浮上!
2016年10月23日(日)午後0:45
欧州ツアーのポルトガル・マスターズが現地時間22日、ポルトガルのビクトリア・クラブ・デ・ゴルフを舞台に第3ラウンドの競技を終了。昨季大会でツアーからの引退を表明したアンダース・ハンセン(デンマーク)とミッコ・コルホネン(フィンランド)が後続に1打差をつけ首位タイで最終日を迎える。
今大会が今季5試合目になるハンセンはノーボギーの「62」をマーク。「ただゴルフを楽しもうとしただけ」とラウンド終了後に語った同選手は、通算18アンダーでツアー4勝目に向け好位置につけた。
46歳のデンマーク人はツアー通算419試合に出場し、3勝を挙げ、昨季大会での22位タイを最後に欧州ツアーから退いた。生涯獲得賞金が上位40位以内に入っているためフルタイムでシーズンに参加することも可能だが、今大会に勝ってもツアーに復帰する意思はないと話している。
同じくリーダーボードの最上段につけたコルホネンは、7番でボギーを叩いたが8つのバーディを奪い7アンダー64で3日目をまとめた。メジャー3勝を誇るパドレイ・ハリントン(アイルランド)が通算17アンダーの単独3位で今季ツアー初優勝を狙う。
前日に「61」の好スコアをマークしたディフェンディングチャンピオンのアンディ・サリバン(英)は2アンダー69で回り、通算16アンダーでクリス・ペイズリー(英)、ポール・ローリー(スコットランド)とともに4位タイ。9番からで3連続ボギーを叩き、1アンダー70とスコアを伸ばすことに苦しんだマーク・ウォーレン(スコットランド)は通算15アンダーでトップタイから7位に順位を下げた。