全米プロゴルフ協会（PGA of America）が現地時間28日、今季のプレーヤー・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀選手）を発表。世界ランキング2位のダスティン・ジョンソン（米）が自身初の受賞を果たした。

　6月の全米オープンで悲願のメジャー初勝利を飾ったジョンソンは、年間王者のタイトルこそ逃すもジェイソン・デイ（豪）と並ぶ今季最多3勝をマークし、同選手を上回るフェデックスカップ・ポイントランキング2位、賞金ランク1位でシーズン終了。最優秀選手を決めるポイントランクでは90ポイントを獲得し、74ポイントのデイをかわしてのMVP受賞となった。

　さらに、ジョンソンは平均スコア「69.172」でバードン・トロフィ（年間最少ストローク）も手にし、MVPとの2冠を達成した。こちらは例年にない接戦となったが、デイがプレーオフシリーズ（2試合）で途中棄権したことにより資格喪失となり、2位アダム・スコット（豪／69.470）と0.298差でジョンソンがタイトルを手にしている。なお、米男子ツアーメンバーの投票によって決まるプレーヤー・オブ・ザ・イヤーは10月上旬に発表される。