R.カールバーグ、F.モリナリの歴代覇者が好発進 初日は日没サス
2016年9月16日(金)午前9:00
欧州ツアーのイタリアンオープンが現地時間15日にイタリアのゴルフクラブ・ミラノで第1ラウンドの競技を行ったものの、荒天による中断の影響で日没サスペンデッドに。7アンダー64の暫定首位には昨季覇者リカルド・カールバーグ(スウェーデン)がつけ、1打差暫定2位に2006年大会を制したフランセスコ・モリナリ(伊)が続いている。
荒天に見舞われた大会初日は豪雨と雷雲接近により大幅に進行が遅れ、17人が1ホールも回れないままプレーの持ち越しが決まった。そんな中、連覇を狙うカールバーグは一時中断後のグリーンが柔らかく、風も弱まった伸ばしやすいコンディションを生かし、1イーグル、6バーディ、1ボギーの「64」で好発進。ツアー初勝利を飾ったミラノでの再戴冠へ、暫定ながら1打リードのポールポジションで初日を終えている。
10年ぶりに母国優勝を飾りたいモリナリは、パーオン率94.44%と安定したショットを軸に6バーディ、ノーボギーの6アンダー65でカールバーグを追走。さらに1打差の5アンダー暫定3位タイにはロバート・カールソン(スウェーデン)、エイドリアン・オタエギ(スペイン)が続き、4アンダー暫定5位タイにツアー通算4勝のデビッド・ホージー(英)ら9人が並ぶ。
一方、優勝候補に挙げられるダニー・ウィレット(英)やマーティン・カイマー(独)、マシュー・フィッツパトリック(英)、アン・ビョンホン(韓)、ヨースト・ルーテン(オランダ)ら強豪はいずれもバーディ発進を切ったあとに日没順延となり、暫定1アンダー44位タイで初日を終了。第1ラウンド残り17ホールを2日目に持ち越すこととなった。