J.ルーテンが母国タイトル奪還! 3打差逆転でツアー5勝目飾る
2016年9月12日(月)午後0:28
欧州ツアーのKLMオープンが現地時間11日、オランダのザ・ダッチで最終ラウンドの競技を終えた。通算19アンダーで優勝を飾ったのは2013年大会王者のヨースト・ルーテン(オランダ)。トップと3打差からの「63」で逆転劇を演じ、母国タイトル奪還を果たしている。
13年大会ではプレーオフの末に接戦を制したルーテンだが、今大会は最終日コース記録タイの猛チャージで3打差快勝となった。地元の大ギャラリーを引き連れて3打差3位タイから出た30歳は、序盤からのバーディ量産で急浮上。終盤までベルント・ウィースバーガー(オーストリア)と競り合ったが、終盤5ホールの3バーディで勝利を手繰り寄せ、トータル10バーディ、2ボギーでトロフィを取り戻した。
惜敗のウィースバーガーは後半15番まで1イーグル、5バーディと伸ばし続けるも、上り3ホールを1ボギーで後退。3打差2位でツアー4勝目とはならなかったが「良いショットはかなり打てていたし、ポジティブな点の多い一週間だった」と今季最高成績への満足を示した。以下、通算13アンダー3位にアン・ビョンホン(韓)、通算12アンダー4位タイには前日首位のスコット・ヘンド(豪)やデビッド・ホージー(英)らが入った。
そのほか、前週に今季2勝目を挙げたアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)は通算5アンダー34位タイとなり、5月にツアーフラッグシップ大会、BMW PGA選手権を制したクリス・ウッド(英)は通算2アンダー59位タイで4日間を終えている。