欧州男子
S.ヘンドが前週のリベンジへ 地元J.ルーテンは3打差3位タイ
2016年9月11日(日)午後0:30
欧州ツアーのKLMオープンが現地時間10日、オランダのザ・ダッチで第3ラウンドの競技を終了。今季1勝のスコット・ヘンド(豪)が7アンダー「64」で通算14アンダーとし、2週続けて単独首位で最終日を迎えることとなった。
前週のオメガ・ヨーロピアン・マスターズではアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)にプレーオフで敗れて2位終戦。リベンジを目指すヘンドは、序盤にボギー先行もそこから1イーグル、6バーディと大きく巻き返し、首位と3打差からの奪首に「スイングはあまり良くない感じだったが、なんとか耐えているうちにショットが冴え始め、チャンスが作れた」と話している。
その他上位は、通算13アンダーの2位にニーノ・ベルタシオ(伊)。前日に「64」で2位タイ急浮上となった13年王者ヨースト・ルーテン(オランダ)は、この日2アンダー69のラウンドで、デビッド・ホージー(英)、ベン・エバンス(英)らとともに通算11アンダー3位タイにつけている。
首位から出たベルント・ウィースバーガー(オーストリア)はスコアを伸ばせず、通算10アンダー7位タイに後退。2連勝での今季3勝目を狙うノレンは通算5アンダーに1つ伸ばすにとどまり、31位タイで最終日へ向かう。