A.ノレンがプレーオフの末に今季2勝目 ビーフ3位 川村は76位
2016年9月5日(月)午後0:33
欧州、アジア両ツアー共催のオメガ・ヨーロピアン・マスターズは現地時間4日、スイスのクランス・シュル・シエレGCを舞台に最終ラウンドの競技を終え、アレクサンダー・ノレン(スウェーデン)がプレーオフの末に今季2勝目をマーク。川村昌弘は通算7オーバー76位で4日間を終えた。
これがツアー通算6勝目となったノレンは、7バーディ、2ボギーの「65」で72ホールを終え、前日首位のスコット・ヘンド(豪)をプレーオフで下し逆転優勝。1打差2位のスタートから1番バーディで早々にヘンドをとらえると、6番から4連続バーディで2打差首位に。ヘンドの追い上げに遭った後半は17番ボギーで通算17アンダーに並ばれたが、プレーオフ1ホール目で長い距離のバーディパットを沈め、7月以来のトロフィを勝ち取っている。
トップと3打差の通算14アンダーに入ったのは\ビーフ”ことアンドリュー・ジョンストン(米)。後半に5つ伸ばす、1イーグル、4バーディ、1ボギーの5アンダー65で4位タイから順位を上げ、今季5度目のトップ10入りを記録した。以下、通算12アンダー4位にリー・ウェストウッド(英)、通算11アンダー5位タイにツアー2勝のジュリアン・クスン(仏)が入っている。
そのほか、昨季王者ダニー・ウィレット(英)は「64」のチャージで通算9アンダー12位タイに順位を上げてフィニッシュ。日本勢で唯一出場の川村は14番パー5でトリプルボギーを叩くなど「78」と苦戦し、前日53位タイから大きく後退の悔しい幕切れとなった。