世界647位のT.ルイスがツアー初の偉業を逃すもトップタイに
2016年8月26日(金)午前10:18
欧州ツアーのメイド・イン・デンマークが現地時間25日、デンマークのヒマーランド・ゴルフ&スパ・リゾートを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。トム・ルイス(英)ら3選手が9アンダー「62」を叩きだし、トップタイに立った。
世界ランキング647位のルイスは、インスタートの前半で7バーディを奪取。さらに後半も出だしの1番から3連続バーディ、そして4番パー5ではイーグルを奪い、13ホールを終了した時点で12アンダーと驚異的なプレーを見せる。ツアー史上初となる50台のスコアに期待が集まったが、5番でボギーを喫すると上がり2ホールも連続ボギーを喫し、1イーグル、10バーディ、3ボギーの内容でホールアウトとなった。
「とてもがっかりしている」と偉業を逃した気持ちを言葉にした25歳は「スコアを考えすぎた」ことが終盤の失速につながったと話した。それでも「(記録を逃したことは)問題ではない。明日も今日と同じようなプレーをすれば、良いスコアで回ることができる」と気持ちを切り替えた。
そのほかトップタイには、トーマス・ピータース(ベルギー)とジョアキム・ラガーグラン(スウェーデン)。ピータースはディフェンディング・チャンピオンとして挑んだ前週に、最終日を単独首位で迎えながらも逃げ切りに失敗。それでも、ライダーカップ欧州チーム主将のダレン・クラーク(北アイルランド)と同組でプレーし、目の前でメンバー入りへのアピールとなった。
8アンダー「63」の単独4位には、ブラッドリー・ドレッジ(ウェールズ)。ライダーカップメンバー入りを目指すソレン・ケルドセン(デンマーク)は3アンダー68で22位タイ、マーティン・カイマー(独)は2アンダー69で31位タイにつけている。前週5位のマシュー・フィッツパトリック(英)は1アンダー70で51位タイとなっている。