池田勇太が37位タイ浮上 M.フレイザーをT.ピータースらが追う
2016年8月13日(土)午前4:49
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リオデジャネイロ五輪の男子ゴルフ競技が現地時間12日、ブラジル・リオデジャネイロのオリンピックゴルフコースで第2ラウンドの競技を終了。池田勇太が通算1オーバー37位タイに浮上した。
初日50位タイと出遅れていた池田だったが、この日は立ち上がりの1番をバーディとすると、3番からは連続ボギーを喫するも、すぐさま5番から連続バーディを取り返し、前半は1アンダーで折り返す。一転して後半はパーを拾う静かなラウンドとなると、16番パー4でバーディを奪ったのみとなり、トータル4バーディ、2ボギーの2アンダー69でホールアウト。トップとは11打差があるが、まずは3日目での猛チャージを目指す。
一方、同じく50位タイから出た片山晋呉は2日目も苦戦。前半こそ1バーディ、2ボギーの1オーバー「36」と我慢するも、後半はバーディを奪うことができず。11番パー4でダブルボギー、13番ではボギーを叩き、トータル1バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの4オーバー75のラウンドに。通算7オーバー単独58位で残り36ホールを迎えることとなった。
後続に3打差の単独首位から出たマーカス・フレイザー(豪)が、通算10アンダーでトップを守ったものの、1アンダー70と伸び悩んだこともあり上位争いは混戦に。7バーディ、2ボギーの5アンダー66で回ったトーマス・ピータース(ベルギー)が通算9アンダーで単独2位に浮上。全英覇者のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が2打差の単独3位につけている。
初日に五輪史上初のホールインワンを達成したジャスティン・ローズ(英)が、グレゴリー・ボーディ(仏)と通算6アンダーで並び4位タイ。通算6アンダー6位タイには、この日のベストスコアとなる6アンダー「65」をたたき出したダニー・リー(ニュージーランド)、ラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)、グラハム・デラート(カナダ)が並んでいる。
金メダル候補のバッバ・ワトソン(米)は4アンダー67とスコアを伸ばし、通算2アンダー18位タイに浮上。同じ米国代表のパトリック・リード、セルヒオ・ガルシア(スペイン)は2アンダー69で回り、通算1アンダー22位タイとなっている。一方、初日56位タイのリッキー・ファウラー(米)は通算4オーバー単独50位で大会を折り返している。