全米OP明けのS.ガルシア、D.ウィレットらがドイツで激突!
2016年6月23日(木)午前10:27
欧州ツアーのBMWインターナショナル・オープンが現地時間23日、ドイツのゴルフクラブ・グート・ラーヘンホフで開幕。セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ダニー・ウィレット(英)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)ら全米オープンゴルフ選手権を終えたばかりの猛者たちが欧州の地で相まみえる。
メジャー翌週という日程ながら同選手らをはじめとしたトッププレーヤーがフィールドに名を連ねた。中でも注目を集めるのは好調ガルシア。5月には米ツアーのAT&Tバイロン・ネルソン選手権を制し、前週の全米オープンでも優勝争いの末に5位タイに食い込んだ。悲願のメジャー初Vへ、全英オープン、全米プロゴルフ選手権を見据える36歳が強行軍で勝利をつかむか。
また、2012年大会でツアー初優勝を遂げたウィレットも目が離せない存在。思い入れのある大会なうえ、今季と同じ開催地での勝利だった点も大きな好材料だ。同じく優勝候補のステンソンは全米オープンを首、膝の問題で途中棄権するなど不安要素もあるが、昨季に単独2位、そしてグート・ラーヘンホフでの一昨季に2位タイと結果を残し続けており、状態さえ万全であれば優勝候補の筆頭と言えるだろう。
昨季大会では、最終日を5位タイで迎えたパブロ・ララサバル(スペイン)がステンソンを1打差でかわして逆転優勝。連覇を狙う同選手のほか、ファブリツィオ・ザノッティ(パラグアイ)やミゲール・A・ヒメネス(スペイン)といった歴代王者や、今季2勝目を狙うイ・スミン(韓)、今季トップ10入り7回も勝利の無いヨースト・ルーテン(オランダ)らのプレーも注目される。