現地時間16日、今季のメジャー第2戦 全米オープンゴルフ選手権が第1ラウンド途中で荒天サスペンデッドに。首位と9打差の暫定56位タイで出遅れたリッキー・ファウラー（米）は「リズムに乗れなかった」と難条件下のプレーを振り返っている。「ニューヨーク・ポスト（電子版）」などが同日付で伝えた。

　悪天候のため3度のプレー中断を挟んだ初日。伏兵アンドリュー・ランドリー（米）が3アンダーの暫定首位に立つ中、ファウラーは12ホールで1バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの6オーバーを叩いた。悲願のメジャー初勝利へ、初日は大会史上最難関とされるオークモントCC、そして天候による悪条件を攻略出来ずに終わった。

「タフな条件でリズムに乗れなかった」と口をついたのは、その他多くの選手と同じく、プレー中断による難しさ。出だし1番はバーディとし「朝のコースはたぶん想定されていたくらいの難しさだったんだと思う。風も弱かったし、グリーンも軟らかかった」とスタート直後はコンディションも悪くなかっただけに悔しさは大きいだろう。

　ジェイソン・デイ（豪）、ジョーダン・スピース（米）、ローリー・マキロイ（北アイルランド）の“新BIG3”に追い付くためにも、何が何でも欲しいメジャータイトル。旗色は悪いが、首位と暫定9打差で迎える翌日にどこまで巻き返せるか注目したい。