欧州男子
スペインの23歳がロケットスタート 昨季覇者C.ウッドは28位タイ
2016年6月10日(金)午前8:37
欧州ツアーのライオネス・オープンが現地時間9日、オーストリアのダイアモンドCCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。スペインの23歳、エイドリアン・オタエギが8アンダー「64」で単独首位に立ち、2012年覇者のベルント・ウィースバーガー(オーストリア)は16位タイ、連覇を狙うクリス・ウッド(英)は28位タイにつけた。
「グリーンがとても硬くてピンに寄せるのは簡単じゃない」とプレーの難しさを口にしたオタエギだが、この日は2度の3連続含む8バーディを量産。「最初から最後まで良いプレーが出来た。ミスもあまりしなかったしね」とボギーもゼロに抑える安定した内容で後続に2打差をつけ、ツアー初勝利へ絶好のスタートを切っている。
母国での王座奪還を目指すウィースバーガーは3バーディ、1ボギーの2アンダー70でトップと6打差の位置。出場2試合連続Vでの連覇に挑むウッドは4バーディ、3ボギーの1アンダー71でオタエギとは7打差となった。翌週の全米オープンに向けて調子を上げたい両選手は2日目にどこまでトップとの差を詰められるか。
その他上位は、6アンダー66の単独2位にビヨーン・アケッソン(スウェーデン)。5アンダー67の3位タイにギャリー・スタール(仏)、ザンデル・ロンバルド(南ア)が続き、ツアー4勝ングレゴリー・ボーディ(仏)らが4アンダー68の5位タイとなっている。