松山はパワーランク2位 好調・新BIG3の間に割って入る
2016年6月2日(木)午前9:52
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米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメントが現地時間2日、オハイオ州ミュアフィールド・ビレッジGCで開幕。一昨季覇者として王座奪還を目指す松山英樹は、ツアー公式サイトが発表した同大会のパワーランキング(優勝予想)で2位にランクインした。
初出場の2014年大会でツアー初優勝を遂げた松山は、翌年には連覇こそならずも5位タイに入っており、今大会過去8ラウンドの平均スコアは「68.875」。抜群の相性に加え、直近4戦全て(マッチプレー除く)でトップ11入りを果たしている好調さも評価された。同ランク1位はジョーダン・スピース(米)に譲ったが、同3位ローリー・マキロイ(北アイルランド)、4位ジェイソン・デイ(豪)の“新BIG3”に割って入った存在感を4日間通じて示してもらいたい。
前週大会で今季2勝目を手にしたスピース同様、マキロイ、デイも前戦の勝利で波に乗って今週を迎える。同ランク3位に選出されたマキロイは現在、パー5の平均スコアでツアートップ(4.45)をマーク。欧州ツアーでのホストVから1週間のオープンウィークを挟み、米ツアーでの今季初白星を目指す。
4位に入ったデイは、ザ・プレーヤーズ選手権で今季3勝目を挙げて以来の出場。今大会は過去7度の出場で27位タイが最高と相性こそ良くないが、過去10か月7勝の勢いで優勝争いに絡む可能性は大いにあるだろう。以下、同ランク5位は2013年王者のマット・クーチャー(米)。6位にはバッバ・ワトソン(米)が続いている。