現地時間29日に最新の男子ゴルフ世界ランキングが発表され、日本男子ツアー13勝目を挙げた金庚泰（韓）が37位に浮上。米男子ツアー「ディーン＆デルーカ招待」で優勝を飾ったジョーダン・スピース（米）は前週の2位を維持した。

　「?全英への道? ミズノオープン」で今季3勝目を挙げた金は、42位から5ランクアップ。韓国勢では、アン・ビョンホン（韓）に次ぐ2番手となっている。また、同大会で5位タイに入った谷原秀人は4ランク上げて110位、同じく5位タイの小平智は先週と変わらず163位。世界ランク日本勢2番手の池田勇太は順位を3ランクダウンして86位で、2ランクダウンの片山晋呉が同88位と続いている。

　地元テキサスで自身初の戴冠を果たしたスピースは今季2勝目。世界ランクでは順位こそ変わらずも52ポイントを加算し、1位ジェイソン・デイ（豪）との平均ポイント差を1.7963にまで縮めている。なお、上位陣に変動はなく、3位にローリー・マキロイ（北アイルランド）、4位バッバ・ワトソン（米）、5位リッキー・ファウラー（米）が続いており、日本勢トップの松山英樹は15位をキープしている。

　欧州ツアー「BMW PGA選手権」で今季初勝利をつかんだクリス・ウッド（英）は同ランク54位から32ランクアップの22位となった。