川村、スコア落とすも好位置キープ 11位タイで最終日へ
2016年5月15日(日)午前11:47
欧州、アジアン、サンシャインツアー(南ア)による唯一の3ツアー共催大会、アフラジアバンク・モーリシャスオープンが現地時間14日、モーリシャス共和国のフォーシーズンズGCを舞台に第3ラウンドの競技を終えた。日本勢で唯一出場の川村昌弘は2オーバー74とスコアを落としながらも、通算2オーバー11位タイの好位置で最終日を迎える。
この日は平均スコアが第1、2ラウンドよりも悪い「74.904」となり、10位タイから出た川村も出だし1番からダブルボギーを叩くなど苦戦。その後も8番、10番で落として一時4オーバーとしたが、12番パー3でようやく1つ戻すと、2日連続でバーディの最終18番で再び伸ばしてホールアウト。首位とは9打差がついたが、今季2度目のトップ10入りへまずまずの3日目となった。
通算7アンダーのトップはアジアンツアー2勝のシディクール・ラーマン(バングラデシュ)。「本当に楽しめた」というこの日は4バーディ、1ボギーの「69」で前日3位タイからの奪首となった。以下、通算6アンダー単独2位には前週覇者の王情訓(韓)が続き、通算3アンダーの3位タイには前日首位のアンドリュー・ドット(豪)とニコラス・コルサーツ(ベルギー)の2人が並んでいる。
通算1アンダー単独5位のスコット・ヘンド(豪)含め、3日目を終えて通算アンダーパーはわずかに5人。通算イーブンパー単独6位にはツアー1勝のブランドン・ストーン(南ア)がつけた。そのほか、昨季覇者のジョージ・クッツェー(南ア)は「79」の乱調で通算8オーバー54位タイに後退している。