リゾートでの3ツアー共催大会が開幕 昨季5位タイの川村も出場
2016年5月11日(水)午後2:02
欧州、アジアン、サンシャインツアー(南ア)による唯一の3ツアー共催大会、アフラシアバンク・モーリシャスオープンの第2回大会が現地12日に開幕する。舞台となるのはインド洋に浮かぶ島国モーリシャスにある、アーニー・エルス(南ア)設計のフォーシーズンズGC。オーシャンサイドのホールが絶景で全長は7,500ヤード、フェアウェイの広い長距離ヒッターに有利なコースだ。
3ツアー共催ともあり、やはり出場選手は国際色が豊か。実に29カ国から選手が集まり、日本からは川村昌弘も2年連続の出場を果たす。川村は前回大会で5位タイと健闘し、今季も欧州ツアーで9位タイが1度、15位タイが1度とまずまずの成績。今大会でも上位に入り、リゾート地で顔を売りたいところだ。
ディフェンディング・チャンピオンとして出場するのはジョージ・クッツェー(南ア)。昨季は72ホール目のバーディでトービヨン・オルセン(デンマーク)とのサドンデスに持ち込むと、プレーオフの2ホール続けてバーディを奪って優勝。18番ホールでの3連続バーディでシーズン2勝目をつかみ取った。
その他注目選手は、南アフリカ勢のジャコ・ヴァン・ジルやブランドン・ストーン、そしてスコット・ヘンド(豪)ら。20歳の王情訓(韓)は2週連続の白星を狙う。また、モーリシャス唯一のプロ選手であるルドヴィッチ・バックスや、昨季大会で欧州ツアー史上初のパー4でのホールインワンを達成したハビ・コロモ(スペイン)も出場する。