欧州男子
王がプレーオフ制し初優勝 武藤は71位タイに終わる
2016年5月9日(月)午前11:10
欧州ツアーのトロフィー ハッサン ドゥーが現地時間8日、モロッコのロイヤル ゴルフ ダルエスサラームを舞台に最終ラウンドの競技を終了。20歳の王情訓(韓)がナチョ・エルビラ(スペイン)とのプレーオフを制し、ツアー初優勝を果たした。
大会初出場の王は最終ホールで6メートル弱のバーディパットを沈めてプレーオフに持ち込むと、18番で行われたプレーオフ1ホール目では約15メートルのバーディパットを成功。第2ホールでも6メートルのバーディパットと難しいパット3連発で決着をつけた。
混戦となった優勝争いの展開は、通算6アンダーの首位から出たクリス・ハンソン(英)が8番のダブルボギーで後退し、クレモン・ベラルド(仏)が一時首位に。そこにロバート・ロック(英)が後方から追いついたが、ベラルドとともに終盤にスコアを落とし、トップに並んだエルビラと王が最後まで優勝を争った。
日本勢で唯一出場の武藤俊憲は、57位タイから上位を目指すも、バーディなしの7ボギーと見せ場を作れず。通算13オーバーの71位タイで悔しい幕切れとなっている。