欧州男子
武藤俊憲が欧州ツアーに参戦 舞台はモロッコ
2016年5月5日(木)午前10:37
欧州ツアーのハッサンII世トロフィが現地時間5日、6年ぶりに舞台をモロッコのロイヤル ゴルフ ダルエスサラームに戻して開幕。日本からは武藤俊憲が出場する。
2010年からツアー日程に加わった同大会は、昨季までの3月開催から5月に日程を変更。リッチー・ラムゼイ(スコットランド)が勝利した昨季大会には日本勢2人が参戦し、松村道央が64位タイ、岩田寛は途中棄権に終わった。武藤は昨年の片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯を制したことで今大会の出場権を獲得。国内ツアーがオープンウィークの間にモロッコで結果を残せるか。
リオデジャネイロ五輪まで残り100日を切り、熱を帯びる出場権争いも今大会の見どころの一つだ。代表候補2番手につけるアレクサンダー・レヴィ(仏)やライアン・フォックス(ニュージーランド)などはここでライバルを突き放したいところ。とはいえ、同選手らを追う後続も逆転に向けてモチベーションは高く、五輪への切符をかけて今週も大きな火花が上がりそうだ。
昨季覇者ラムゼイのほか、歴代王者のアルハンドロ・カニサレス(スペイン)やデビッド・ホージー(英)、マイケル・ホーイ(北アイルランド)もフィールド入り。前月のオープン・デ・エスパーニャでツアー初勝利を飾ったアンドリュー・ジョンストン(英)は、同大会以来の出場で上位進出を目指す。