F.アギュラーとL.ジェレガードが首位で並び最終日へ
2016年5月1日(日)午前11:41
欧州、ワンアジア両ツアー共催のボルボ中国オープンが現地時間30日、中国のトップウィンG&CCを舞台に順延となっていた第2ラウンドと第3ラウンドの競技を終了。フェリペ・アギュラー(チリ)とルーカス・ジェレガード(デンマーク)が通算16アンダーのトップタイで並び最終日を迎えることとなった。
ツアー初優勝を狙うジェレガードは、4番パー4でイーグルを奪取すると、3アンダーで迎えた後半で11番からの連続を含む4バーディをマーク。ノーボギーの7アンダー「65」はこの日のベストスコアタイとなった。プレーを振り返ったジェレガードは「フロントナインは静だったが、バックナインは良いショットが打てて、パッティングも決まった」と自身のプレーに手ごたえを感じた様子。「昨年の終盤は何度か良い結果が出せたから、明日はその経験を生かしたい」と意気込みを語った。
一方、単独トップから出たアギュラーは、前半こそ4アンダーとしたものの、後半は2バーディ、1ボギーと伸び悩み。トータル6バーディ、1ボギーの5アンダー「67でホールアウトとなった。自身の弱点はパッティングだと語る41歳だが「ここには好スコアをマークできる選手が多くいるから、明日は好スコアで回った選手が優勝すると思う。それが僕であることを願うよ」とツアー3勝目を狙う。
トップと2打差の3位タイには、同じくベストスコアタイとなる「65」をマークしたニコラス・コルサーツ(ベルギー)、ティレル・ハットン(英)、アレクサンダー・ノレン(スウェーデン)、リ・ハオトン(中)が並んだ。アレクサンダー・レヴィ(仏)は通算11アンダーでリッチー・ラムゼイ(スコットランド)らと同じ12位タイとなっている。