欧州男子
不振から脱出のF.アギュラーが暫定単独トップに浮上
2016年4月30日(土)午後0:45
欧州、ワンアジア両ツアー共催のボルボ中国オープンが現地時間29日、中国のトップウィンG&CCを舞台第2ラウンドの競技を行ったものの、落雷注意報による中断のため、日没サスペンデッドが決定。フェリペ・アギュラー(チリ)が7アンダー「65」で回り、通算11アンダー暫定単独トップに立った。
初日を「68」で終えていたアギューラは、前半の4番と8番でバーディをマークし、2アンダーで折り返すと、後半は立ち上がりの10番から連続バーディとエンジン全開。上がり5ホールでは3つスコアを伸ばして、ノーボギーと完璧なラウンドを見せた。
前週の深センインターナショナルでは決勝ラウンドにコマを進めたアギュラーだったが、それまでは6戦連続予選落ちと不振に陥っており「年の始めは不安定だった。普段はしないようなショットのミスをしていた」と振り返った。
その原因は冬に参加したトライアスロンだったようで「今ではトライアスロンに参加したらフィットネスを取り戻すのに苦労するかもしれない、と言ったドクターを信用するしかないみたいだ」と反省。それでも「今日は良いプレーができた。とても安定している」と復調の手ごたえを感じており、ツアー3勝目に向けて視界は良好のようだ。
通算10アンダー暫定2位には、アレクサンダー・ノレン(スウェーデン)とベルント・ウィースバーガー(オーストリア)。マクシミリアン・キーファー(ドイツ)が通算8アンダー暫定9位タイにつけている。