今季初VのJ.デイが世界ランク2位に 松山は13位に浮上
2016年3月22日(火)午前11:33
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現地時間20日に最新の世界ランキングが発表され、米男子ツアーのアーノルド・パーマーインビテーショナル presented by マスターカードで今季初勝利を挙げたジェイソン・デイ(豪)が2位に浮上。同大会6位タイだった松山英樹は同ランク13位に順位を上げた。
完全優勝でツアー通算8勝目を飾ったデイは、これで過去12戦で5つ目の白星をマーク。2014年王者として臨む今週のWGC-デルマッチプレー、そしてシーズンをまたいでメジャー2連勝に挑むマスターズに向けて弾みをつけた。ローリー・マキロイ(北アイルランド)と順位を入れ替えた世界ランクでは、1位のジョーダン・スピース(米)に平均ポイント0.3074差に迫っており、世界王者返り咲きに向けても大きく前進している。
ランク上位12名までは変動なく、同大会で4戦ぶりのトップ10入りとなった松山が前週から1ランクアップ。また、単独5位に入ったザック・ジョンソン(米)は5つ上げて同ランク15位となった。そのほか、欧州&アジアン両ツアー共催のヒーロー・インディアン・オープンを制したS.S.P.チョウラシア(インド)は前週の同ランク243位から151位に急浮上。同胞のアニルバン・ラヒリ(同ランク50位)をかわしての母国Vはリオデジャネイロ五輪出場への大きな一歩となった。
同ランクの日本勢上位は、松山に次ぐ2番手に片山晋呉(75位)がつけ、現時点ではこの2人がリオ五輪出場圏内。池田勇太(94位)、岩田寛(100位)、宮里優作(111位)らがその後ろに続く。なお、リオ五輪の出場選手は、7月11日時点のオリンピックランキング(世界ランクに基づく)によって決定される。