川村は巻き返せず予選落ち 42歳のT.ピカダリスが単独首位
2016年3月19日(土)午前10:00
欧州&アジアン両ツアー共催のヒーロー・インディアン・オープンが現地時間18日、インドのデリーGCを舞台に開幕し、第2ラウンドの競技を終了。川村昌弘は2オーバー74とスコアを落とし、通算5オーバー108位タイで予選落ちとなった。
初日は「75」の105位タイと大きく出遅れた川村。巻き返しを狙ったこの日は、インスタートの前半こそ1バーディ、1ボギーのイーブンパーで折り返したものの、後半立ち上がりの3ホールで4つスコアを落としてしまう。終盤の6番、8番で意地のバーディを奪ったものの、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの内容でホールアウトし、週末へコマを進めることはできなかった。
リーダーボードのトップは、通算13アンダーまでスコアを伸ばしたテリー・ピカダリス(豪)。9つのバーディを奪うなど、8アンダー64をマーク。欧州ツアーではいまだに優勝がない42歳は「とても良い感じだった。とにかくピンを狙い続けた。フェアウェイからはチャンスを作ることができるから、ここでは真っ直ぐ打ち続けないといけない」とティーショットの好調さがスコアをつながったようだ。
通算10アンダーの2位タイには、S.S.P.チョウラシア(インド)とナチョ・エルビラ(スペイン)。大会連覇を狙う世界ランク50位のアニル バン・ラヒリ(インド)は、1アンダー71と伸び悩み、通算5アンダー14位タイに後退している。またメジャー3勝を誇るパドレイ・ハリントン(アイルランド)は、通算1オーバー75位タイで予選落ちとなっている。