優勝予想トップは絶好調のA.スコット 松山は10位にランクイン
2016年3月17日(木)午後4:36
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米男子ツアーのアーノルド・パーマー招待が現地時間17日、フロリダ州のベイヒルC&ロッジで開幕を迎える。これに先立って発表されたツアー公式サイトのパワーランキング(優勝予想)では、1位にアダム・スコット(豪)が選出され、松山英樹は10位にランクインした。
大本命に挙げられたスコットは、2週前のWGC-キャデラック選手権で2週連続優勝を達成した勢いに加え、2014年にコース記録タイの「62」をマークした相性の良さも評価されての選出となった。先の2連勝で長尺パターを手放してもまだまだ勝利出来ることを証明した格好だが、やはりその魅力はショット力。ストロークス・ゲインド・ティー・トゥ・グリーンで現在トップにつけ、パー5での成績もずば抜けている。
前戦のWGC-キャデラック選手権で35位タイに入った松山は、同大会3日目に股関節痛の影響を感じさせないプレーで「68」をマーク。復調の兆しを見せた。現在、1ラウンド当たりの平均バーディ数はツアートップに立っており、ストロークス・ゲインド・ティー・トゥ・グリーンでツアー5位のショットにパッティングがついてくれば、今季2勝目も十分あり得るはずだ。なお、予選ラウンドではジェイソン・デイ(豪)、ザック・ジョンソン(米)との注目組でプレーする。
その他の優勝予想上位は、2位に昨季2位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)。3位には世界ランキングNo.2のローリー・マキロイ(北アイルランド)が入り、4位にジャスティン・ローズ(英)。5位にジェイソン・デイ(豪)が続いた。