欧州男子
藤田、片山ともに順位を落とす S.ヘンドが優勝に王手
2016年3月13日(日)午前9:29
欧州&アジアン両ツアー共催のトゥルー・タイランド・クラシックは現地時間12日、タイのブラックマウンテンGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。藤田寛之、片山晋呉ともにスコアを落とし、順位を下げた。
49位タイから出た藤田は、立ち上がりの2番でバーディが先行するも、8番でボギーを叩き前半はイーブンパー。後半は10番、12番でスコアを落とすなど、トータル2バーディ、3ボギーの1オーバー73でホールアウトし、通算2アンダー52位タイとなった。
一方、63位タイで決勝ラウンドに進出した片山も苦戦。2番から連続ボギーを喫すると、2オーバーで迎えた後半はバーディなしの2ボギー。1バーディ、5ボギーの4オーバー76で通算2オーバー69位タイで最終日を迎えることとなった。
前日「64」をたたき出し、単独トップに躍り出たスコット・ヘンド(豪)が4バーディ、2ボギーの2アンダー70とスコアを伸ばし、通算14アンダーで優勝に王手。昨季大会も最終日を前に単独トップに立っていたが、4打差を逆転され優勝を逃しているだけにリベンジとなるだろうか。
通算12アンダー単独2位には、4バーディ、1ボギーの3アンダー69で回ったピーター・ユーライン(米)。ツアー2勝目に向けて逆転を狙う。通算11アンダー3位タイには、トーマス・ピータース(ベルギー)とペール・エドバーグ(スウェーデン)がつけている。