昨年10月にキャリア3度目となる腰の手術を受け、ツアーから離脱中のタイガー・ウッズ（米）が現地時間2日、自身がデザインしたテキサス州のブルージャック・ナショナルズで記者会見を行い、怪我の現状について報告した。

　昨年12月の自身がホストを務めるチャリティイベント、ヒーロー・ワールド・チャレンジ以来、初めて公の場に姿を現したタイガー。先月24日には、ツイッターにスイング動画を投稿していたが、怪我からの回復具合について「順調に進んでいる」と答えた。

「以前はあまり良い状態ではなかった。子供たちとキャッチボールをすることもできなかったんだ。できないことがとても多くあった」と以前は厳しいコンディションにあったことを明かしたが「しかし、今ではできるようになっている。子供たちと追いかけっこをしても追いつくことはできないけどね」と、笑いを交えながら復調気配にあるとも話している。

　現在は9番アイアンまでのショットと、チッピングやパッティングの練習に励んでいるというが、ゴルフファンとしてはいつタイガーが復帰するのかが気になるところ。しかし「分からない。自分が知りたいぐらいだ。復帰までの明確なタイムスケジュールはない」と、依然としてツアー復帰への目途は立っていないようだ。それでも「今はまだ（復帰がいつになるか）わからないけど、12月と比べて確実に良くはなっている」と、元世界No.1は復帰に近づいていることを強調している。