石川、1打差に詰め寄られるも単独首位をキープ 今季2勝目なるか
2015年11月28日(土)午後4:10
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国内男子ツアーのカシオワールドオープンが28日、高知県のKochi黒潮カントリークラブにて開幕し、第3ラウンドの競技を終了。ホストプロの石川遼は1オーバー73とスコアを落としながらも、通算10アンダーでリーダーボードのトップをキープ。今季2勝目に王手をかけた。
2位以下に4打差をつけてスタートした石川だったが、立ち上がりの2番で今大会初となるボギーを喫すると、1アンダーで折り返したバックナインでは1バーディ、3ボギー。3ホールで3パットを叩くなど、グリーン上で苦戦し、トータル3バーディ、4ボギーで後続とのリードは1打に縮まった。果たしてこのリードを守り切り、今季2度目のホストVとなるだろうか。
通算9アンダーの2位タイには、単独2位から出た黄重坤(韓)と、バックナインを4バーディ、ノーボギーの「32」で回ったツアー通算13勝のブレンダン・ジョーンズ(豪)がつけている。ディフェンディング・チャンピオンの片山晋呉は3アンダー69でラウンドし、通算7アンダー単独4位。トップと4打差の単独5位には今季1勝の谷原秀人がつけている。
昨季賞金王の小田孔明は2オーバー74とスコアを落とし、通算4アンダーで9位タイに後退。2週連続優勝を狙う宮里優作は通算3アンダー13位タイとなっている。選手会長の池田勇太は、通算2アンダーで川村昌弘、片岡大育、薗田峻輔らと並び18位タイ。賞金ランキングトップの金庚泰(韓)は通算1アンダー29位タイとなっている。