B.ワトソンが首位発進! 1打差2位に片山 石川は11位タイ
2015年11月12日(木)午後4:09
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国内男子ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズが12日、静岡県の太平洋クラブ 御殿場コースを舞台に大1ラウンドの競技を終え、世界ランキングNo.4のバッバ・ワトソン(米)が9アンダー63で単独トップ、1打差の単独2位に今季初勝利を狙う片山晋呉が続いた。ワトソンとともにプレーした石川遼は、4アンダー68で11位タイ発進となっている。
今大会2年連続の出場となったワトソンは、立ち上がり11番から立て続けにスコアを伸ばすと、その後の14番からも連続バーディを奪取。後半は4アンダーで迎えた5番でイーグル、さらに直後6番から3連続バーディのチャージをかけ、1イーグル、8バーディ、1ボギーのラウンドでトッププレーヤーとしての貫禄を見せつけた。
ワトソンと1ストローク差につけた片山は、5バーディ、ノーボギーでの折り返し後、アウトコースでもスコアを落とすことなく1イーグル、1バーディと伸ばしてホールアウト。約1年ぶりの白星へ向けて好スタートを切った。また、今季国内2勝目を狙う石川は、前半こそ出入りの激しいゴルフでイーブンパーのラウンドも、後半はノーボギーの4アンダーで上位陣を追い上げ、小田孔明、稲森佑貴らとともにトップと5打差の位置に並んで初日を終えている。
7アンダー65の3位はタンヤゴーン・クロンパ(タイ)。6アンダー66の4位タイには宮里優作、小田龍一の2人が続く。賞金ランキングで2位につける池田勇太は、室田淳らと並ぶ2アンダー70で35位タイ発進。同組で回った賞金ランク3位の谷原秀人も同じく35位タイにつけた。そのほか、昨季王者のデビッド・オー(米)は、4オーバー76の80位タイと大きく出遅れている。