国内女子ツアーのNOBUTA GROUP マスターズGCレディースが25日、兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部で最終ラウンドの競技を終了。李知姫（韓）がイーブンパー72で回り、逃げ切りでツアー通算19勝目を手にした。

　1ストロークのリードを手にティーオフした李は、4番でバーディを先行させるも、7番でボギーを喫し、前半をイーブンパーでハーフターン。後半も10番でバーディをマークすると、スコアを伸ばすことは出来なかったものの、トータル3バーディ、3ボギーの内容でホールアウト。3月ののヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ以来となる優勝で今季2勝目を挙げた。

　昨季賞金女王で7位タイから出たアン・ソンジュ（韓）が3アンダー69で回り、通算8アンダーで単独2位。1打差2位タイからの逆転を狙ったイ・ボミ（韓）は3オーバー75とスコアを落とし、通算5アンダーで渡邉彩香、森田理香子と並んで3位タイ。年間獲得賞金2億円の大台突破は次戦に持ち越しとなっている。

　通算4アンダーの単独6位に昨季大会覇者の大山志保。通算3アンダー3位タイには、賞金ランキング2位のテレサ・ルー（台）、ツアー初優勝を狙った大西葵らが入っている。単独4位から出た成田美寿々は、1番から連続バーデイと最高のスタートを切ったものの、5オーバー77と崩れ、通算2アンダーで鈴木愛らと並び10位タイとなっている。