国内女子ツアーのNOBUTA GROUP マスターズGCレディースが24日、兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部で第3ラウンドの競技を終了。賞金ランキングでトップを走るイ・ボミ（韓）がトップと1打差の2位タイに浮上した。

　トップと1打差の単独8位から出たイボミは、1番でバーディをマークするなど、前半を2アンダーで折り返し、リーダーボードのトップに立つ。バックナインに入っても16番までに3つスコアを伸ばしていたが、上がり2ホールを連続ボギー。6バーディ、3ボギーの3アンダー69でホールアウトし、トップと1打差で最終日を迎えることとなった。

　今季の獲得賞金は1億8,084万4,066円と2009年に横峯さくらが樹立した史上最高額を更新し続けているイ・ボミだが、今大会の優勝賞金2,520万円を獲得すると、大台の2億円突破となる。通算9アンダーで単独首位に立つのは、同郷でツアー通算18勝を誇る李知姫だが、最終日最終組対決を制し、新たな歴史を刻むことはできるだろうか。

　その他上位は、イ・ボミと同じ通算8アンダー2位タイに、ツアー初勝利を目指す21歳の大西葵。通算7アンダー単独4位には成田美寿々がつけている。賞金ランキング2位のテレサ・ルー（台）は、イーブンパー72とスコアを伸ばせず、通算6アンダーで2013年賞金女王の森田理香子と同じ5位タイ。通算3アンダー12位タイには、上田桃子、香妻琴乃、飯島茜、笠りつ子が並んでいる。