国内男子ツアーのブリヂストンオープンゴルフトーナメントは22日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に開幕。第1ラウンドの競技を終えて、昨季覇者の小田孔明は1アンダー70で27位タイ。今大会ホストの池田勇太は2オーバー73で69位タイ発進となった。

　今季初勝利を目指す小田は、インスタート13番からの4ホールで3つ伸ばすなど前半を3アンダーで折り返すも、後半は1番バーディのあと、2番から3連続ボギーで後退。さらに7番ボギーで一時イーブンパーとしたものの、最終18番で意地のバーディを奪い、6バーディ、5ボギーでなんとかアンダーパーにスコアをまとめた。

　また、2009年から今大会連覇を達成している池田は、前後半で1つずつスコアを落とし、1バーディ、3ボギーでホールアウト。最近4試合で3位（タイ含む）以内が3回と安定して結果を残しているものの、待望の今季2勝目には2日目からの巻き返しが必要な状況となっている。

　7アンダー64で単独首位に立ったのは22歳のホストプロ・堀川未来夢。6アンダー65の単独2位には同じく今大会ホストの近藤共弘が続き、4アンダー67の3位タイには竹谷佳孝、黄重坤（韓）ら4人が入った。そのほか、2週連続優勝を狙う小平智は1イーグル、2ボギーのイーブンパー71で40位タイ。賞金ランキングトップの金庚泰（韓）は1オーバー72の52位タイと出遅れている。