国内女子ツアーの富士通レディースが18日、千葉県の東急セブンハンドレッドクラブ 西コースを舞台に開幕し、最終ラウンドを終了。テレサ・ルー（台）が通算13アンダーまでスコアを伸ばし、完全優勝を達成。今季5勝目を手にした。

　4ストロークと大きなアドバンテージを持ってスタートしたルーは、6番までに3つのバーディを奪うなど、前半を1アンダーで折り返す。後半では2アンダーで迎えた13番からダブルボギーを喫したものの、16番ではイーグルをマーク。1イーグル、4バーディ、5ボギーの1アンダー71でホールアウトし、ツアー通算9勝目を挙げた。

　通算9アンダーの単独2位には、4バーディ、3ボギーの1アンダー71でラウンドした渡邉彩香。トップと6打差の3位タイには、申ジエ（韓）と青木瀬令奈が入っている。通算6アンダーの単独5位にキム・ハヌル（韓）、福田真未は通算5アンダー単独6位で続いている。ディフェンディング・チャンピオンのアン・ソンジュ（韓）は通算4アンダー単独7位で大会を終えた。

　2連勝を目指したイ・ボミは、2オーバー74とスコアを落とし、通算2アンダーでアマチュアの新垣比菜（興南高2年）、藤田光里らと並び12位タイ。6位タイから出た2013年賞金女王の森田理香子は2オーバー74とスコアを落とし、通算イーブンパー21位タイとなっている。