国内女子ツアーの富士通レディースが17日、千葉県の東急セブンハンドレッドクラブ 西コースを舞台に開幕し、第2ラウンドを終了。テレサ・ルー（台）が通算12アンダーまでスコアを伸ばし、後続に4打差をつけて優勝に王手をかけた。

　初日とは打って変わって伸ばし合いとなった2日目。単独首位から出たルーは、1番からスタートを奪う好スタートを切ると、7番から3連続バーディをマークするなど前半を5アンダーでハーフターン。後半に入っても12番からの4ホールで3バーディをマークすると、最終18番で唯一のボギーは喫したものの、8バーディ、1ボギーの7アンダー65をホールアウト。大きなアドバンテージを持って、最終日に今季5勝目をかけてプレーする。

　通算8アンダーで追うのは渡邉彩香。前半で3つ、後半で4つと計7バーディを奪い、6アンダー66でラウンド。最終日はスタートからバーディを奪ってルーにプレッシャーを与え続けることができるかがカギとなりそうだ。通算4アンダーの単独3位には、賞金ランキングでトップを走るイ・ボミ（韓）がつけている。

　通算3アンダーの4位タイには、キム・ハヌル（韓）と申ジエ（韓）。通算2アンダー6位タイには、2013年賞金女王の森田理香子をはじめ、笠りつ子、福田真未らが並んでいる。アマチュアの新垣比菜（興南高2年）は、上田桃子らと同じ通算イーブンパー18位タイで最終日へ。ディフェンディング・チャンピオンのアン・ソンジュ（韓）は、通算1オーバーで25位タイとなっている。